パイロ産駒 ファイアフライが2番手から押し切る…新潟新馬

9月20日(土)、3回新潟3日目5Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、横山和生騎手騎乗の5番人気・ファイアフライ(牝2、美浦・奥村武厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.9(良)。

2着には1馬身1/4差で6番人気・タイセイレグルス(牡2、美浦・池上厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・ハイアーヴォルト(牡2、美浦・尾形充厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたトーセンメリッサ(牝2、美浦・加藤征厩舎)は6着に敗れた。

内から二の脚を利してタイセイレグルスがハナに立ち、ファイアフライは2番手を追走。テンプルオブラブ、ジャイアントアイらが続き、ハイアーヴォルトも先行集団の一角を形成。
ファイアフライは直線入り口で先頭に立つと、最後まで脚色衰えることなく押し切り勝ち。逃げたタイセイレグルスもそのまま粘り込んだ。人気を集めたトーセンメリッサはスタートで行き脚が付かず中団追走。最後は外から前との差を詰めたものの着外に終わった。

勝ったファイアフライは現2歳世代のパイロ産駒中央初勝利となった。馬主は坂本浩一氏、生産者は日高のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「蛍」。

1着 ファイアフライ(横山和騎手)
「口向きに難しいところがありますが、攻め馬でも動いていましたし結果を出せて良かったです。口向きとテンションの高い点が課題になりますが、その辺りが上手く解消していってくれればと思います」

2着 タイセイレグルス(川須騎手)
「まだ全体的に緩さが残っていますが、今日は2番手の馬にそれほど競り込まれずラクに行けて良かったです。交わされてからも、この馬のリズムで最後までしっかり走ってくれました」

3着 ハイアーヴォルト(勝浦騎手)
「全体的にまだ幼さが残っていますが、それでこれだけやれましたし良さを感じました。今日は集中して走れていませんでしたが、使って変わると思います」

4着 クィーンパレット(柴田人調教師)
「最終追い切りはビシッとやりましたが、実質その1本だけという感じでしたからね。今日の体重でも、まだ少し余裕がありました。ゲートはスッと出られましたし、使って次は更に良いと思います」

5着 ジャイアントアイ(大野騎手)
「スッと行けましたし、現状ではよく頑張っています。使いつつ良くなってきそうな感じがありますし、距離は短い方が良さそうです」

6着 トーセンメリッサ(戸崎騎手)
「ゲートは出ましたが、二の脚がつかず他馬にスーッと行かれてしまいました。砂を被って頭を上げるところもありましたが、最後は詰めていますし良い雰囲気はあるので、使われた次は変わると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ファイアフライ
(牝2、美浦・奥村武厩舎)
父:パイロ
母:ギフトオブソング
母父:Unbridled’s Song

ファイアフライ

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