単騎で逃げたルチャドルアスールが快勝…セプテンバーS

9月27日(土)、3回新潟5日目11RでセプテンバーS(芝1200m)が行なわれ、平野優騎手騎乗の10番人気・ルチャドルアスール(セ5、美浦・二ノ宮厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:08.2(良)。

2着には1馬身3/4差で1番人気・ゴーハンティング(牡6、美浦・堀厩舎)、3着には1馬身1/4差で6番人気・ロンド(牝6、栗東・平田厩舎)が続いて入線した。

ルチャドルアスールが積極的にハナを主張し、カハラビスティーが2番手を追走。さらにオレニホレルナヨ、ネロ、ヒーラなどが続く。道中ではルチャドルアスールが後続に1馬身差を保って単騎逃げ。マイペースのまま、楽な手応えで直線を向くと、そのまま後続を寄せ付けずに逃げ切り快勝。

勝ったルチャドルアスールは笠松競馬からの再転入。これまでJRAで挙げた勝利は全てダート戦だったが、ハナを切れた今回は持ち前のスピードを生かして逃げ切り勝ち。約1年振りの勝利でオープン馬の仲間入りとなった。
馬主は青木照吉氏、生産者は新ひだかの石川栄一氏。馬名の意味由来は「闘士(西)+冠名」。

1着 ルチャドルアスール(平野騎手)
「ダートを走れるくらいですので、荒れた馬場は向きます。最内枠を引き、行くしかなかったのですが、道中は手応え良く進められました。直線でも物見をするくらい。余裕がありましたよ。マークされない立場でしたし、スピードを存分に生かすことができましたね」

2着 ゴーハンティング(戸崎騎手)
「少し硬さは感じましたが、それも許容範囲。コンスタントに走れるようになりました。この馬らしく、いい脚を使っています。勝ち馬にうまく乗られました」

3着 ロンド(北村宏騎手)
「もう一歩、前で競馬をさせたかった。イメージどおりにいかなかったね。こんな馬場は気にしないけど、勝った馬にはうまく逃げ切られてしまった」

4着 オレニホレルナヨ(古川騎手)
「返し馬で止まらず、必死に抑える必要があったが、レースではよく辛抱してくれた。一瞬、勝てるかと思ったのに。展開次第でいい脚を使える馬だよ」

5着 カハラビスティー(勝浦騎手)
「何かが足りない。いいころの雰囲気とはちょっと違い、走れていない感触があるんだ。馬場や内にもたれる面など、敗因はいくつも思い浮かぶけど、限定できない難しさがある。小倉が得意なことだけは、はっきりしているんだけどね」

14着 ネロ(田辺騎手)
「力を出し切れなかった。この距離もこなせると思うのですが、新潟だと少し忙しいですね」

15着 ヒーラ(田中勝騎手)
「気分良く行きすぎた。もう少し脚をためたかったね」

セプテンバーSの結果・払戻金はコチラ⇒

ルチャドルアスール
(セ5、美浦・二ノ宮厩舎)
父:ケイムホーム
母:リメインフォレスト
母父:アジュディケーティング
通算成績:19戦6勝
(JRA通算:15戦4勝)

ルチャドルアスール

ルチャドルアスール

ルチャドルアスール


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