【スプリンターズS】トーホウアマポーラ「レース上手な馬」

1日、スプリンターズS(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。トーホウアマポーラ(牝5、栗東・高橋亮厩舎)は幸英明騎手を背に坂路でアースシンフォニー(新馬)と併せ馬。5馬身追走し、終いに追われると力強い伸び脚で1馬身先着。4F52.3-37.3-24.2-12.0秒の好時計を叩き出した。

昨夏以来のコンビ結成となる幸騎手も「久しぶりに乗りましたが、いい動きをしていましたね。そんなに時計が出てるイメージではなかったんですが、時計を見て驚きました。動きがしっかりしている分、時計も出るんでしょう。レースは上手な馬だし、状態も良さそうなので楽しみですね」とパートナーの動きを絶賛。期待を膨らませた。

前々走のCBC賞では、普段よりも控える競馬で厩舎に初の重賞タイトルをもたらした。その後は爪の不安で北九州記念を回避したが、セントウルSで一叩きされて上積み十分。今度は厩舎に初のG1タイトルをもたらすべく、巻き返しは必至だ。