昨年のチューリップ賞勝ち馬 クロフネサプライズが事故死

3日、昨年のチューリップ賞の勝ち馬で、一昨年の阪神JFでも2着に入ったクロフネサプライズ(牝4、栗東・田所秀厩舎)が3日午前9時54分、調教中の事故のために死亡したことを管理する田所秀孝調教師が明らかにした。

同馬は12年8月にデビュー。2戦目に初勝利、4戦目のりんどう賞で2勝目を挙げて暮れの阪神JFに挑戦し、15番人気の低評価ながら勝ったローブティサージュのクビ差2着に踏ん張り波乱を演出。続くチューリップ賞では2着に3馬身半差をつけて重賞初勝利を挙げ、桜花賞では1番人気(4着)に支持された。

この秋は短距離路線に目標を置き、19日の福島民有Cに向けて調整中だった。

【田所秀孝調教師のFacebookより】
「クロフネサプライズが本日の調教終了間際に人馬転倒して放馬。そのままラチに衝突して左前脚複雑骨折。9:54安楽死処置となりました。応援して頂いた皆さんに感謝するとともに、天国に旅立ったことを報告いたします。ありがとうございました」

クロフネサプライズ
(牝4、栗東・田所秀厩舎)
父:クロフネ
母:アイアンブリッジ
母父:トニービン
通算成績:12戦3勝
重賞勝利:
13年チューリップ賞(G3)