ノーブルヴィーナスが2番手追走から難なく押し切る…新潟新馬

10月5日(日)、3回新潟8日目4Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気・ノーブルヴィーナス(牝2、栗東・牧浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.2(稍重)。

2着には1馬身半差で6番人気・ツオイガナ(牡2、栗東・庄野厩舎)、3着には3馬身半差で4番人気・シャンパンサーベル(牝2、美浦・佐藤吉厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたタマモイレブン(牡2、栗東・中竹厩舎)は4着に敗れた。

大外から好スタートを切ったディアレストハリテがハナを主張し、ノーブルヴィーナスは2番手を追走。以下、ツオイガナ、シャンパンサーベルなども先行集団に加わった。
ノーブルヴィーナスは残り300mで先頭に立つと、最後は手綱を抑える余裕を見せて快勝。人気を集めたタマモイレブンは中団追走で直線を迎えるも、前との差は詰まらず4着まで。

勝ったノーブルヴィーナスは関西馬ながら、新潟に遠征しての初勝利。半兄には8歳馬ながらダートの交流重賞で活躍を見せるエーシンビートロンがいる血統。今年のJRAブリーズアップセールにて、1026万円で落札された。

馬主は吉木伸彦氏、生産者は新ひだかの服部牧場。馬名の意味由来は「冠名+美の女神(ローマ神話)」。

1着 ノーブルヴィーナス(戸崎圭騎手)
「返し馬からフットワークが良かったです。スタートも良かったですし、追い出したときもしっかり反応してくれました。レースセンスが良いですし、体がしっかりしてくれば更に楽しみです」

2着 ツオイガナ(池添騎手)
「まだ子供っぽいところがありますが、競馬はスムーズでした。最後は、こっちが伸びた分相手も伸びる感じでした。使って良くなりそうな感じがします」

3着 シャンパンサーベル(吉田隼騎手)
「最初は砂を被って嫌がっていましたが、3コーナー過ぎ辺りから慣れて、首を使って走れるようになりました。競馬を覚えさせることが出来ましたし、反応の良い馬なので、これからゲートも出るようになっていくと思います」

4着 タマモイレブン(北村宏騎手)
「砂を被ってフラついたり、コーナーでフラついた馬に弾かれたり厳しい競馬になりましたが、それでも最後はよく伸びてくれました。前で流れに乗れれば更にやれると思います。良い馬ですよ」

5着 ポインテッドラン(松岡騎手)
「まだトモが緩くて一歩目は出ませんでしたが、二の脚が良くてある程度の位置につけられました。外を回りましたが、その割りには最後もよく伸びています。まだ稽古をビシッとやっていませんし、使っての変わり身が楽しみです」

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ノーブルヴィーナス
(牝2、栗東・牧浦厩舎)
父:ケイムホーム
母:ローレンシア
母父:ホリスキー

ノーブルヴィーナス

ノーブルヴィーナス

ノーブルヴィーナス

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