北九州記念勝ちのツルマルレオンが引退 乗馬に

昨年の北九州記念を制したツルマルレオン(牡6、栗東・橋口厩舎)は、10月9日(木)付けで競走馬登録を抹消することが発表された。

ツルマルレオンはデビュー当初、中距離戦に出走していたものの、3歳春からはスプリント戦に完全にシフト。そこから差し脚を武器に頭角を現し、3歳OP特別の橘ステークスを制す。
古馬になってからはオープンクラスで勝ちあぐねたが、5歳夏の北九州記念で重賞初勝利。しかし、屈腱炎を発症し、丸一年の戦線離脱。今年の北九州記念で復帰を果たし、秋も続戦の予定だったが、故障を再発。結果的には引退の運びとなった。今後は鹿児島県霧島市の霧島高原乗馬クラブで乗馬となる予定。

馬主は鶴田鈴子氏、生産者は日高町の浜本牧場。馬名の意味由来は「冠名+人名」。JRA通算獲得賞金は1億3426万円(付加賞含む)。

ツルマルレオン
(牡6、栗東・橋口厩舎)
父:ハーツクライ
母:カストリア
母父:Kingmambo
通算成績:23戦6勝
重賞勝利:13年北九州記念(G3)

ツルマルレオン