エルムS勝ちのクリールパッションが引退 乗馬に

2010年のエルムSを制したクリールパッション(牡9、美浦・相沢厩舎)は、10月9日(木)付けで競走馬登録を抹消することが発表された。

クリールパッションはデビュー戦こそ芝レースだったものの、その後は一貫してダート路線で活躍。デビュー3戦目では上がり最速の末脚を繰り出し快勝し、その後も鋭い末脚を武器に重賞1勝、オープン特別2勝を挙げた。エルムSを制した後は、G1にも挑戦。年齢とともに末脚の鋭さが失われていったが、大きな怪我なく9歳まで息の長い競走馬人生を全うした。今後は北海道日高郡新ひだか町の千代田牧場にて乗馬となる予定。

馬主は横山修二氏、生産者は静内の千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+情熱」。JRA通算獲得賞金は2億470.3万円(付加賞含む)。

クリールパッション
(牡9、美浦・相沢厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:イマジネーション
母父:トニービン
通算成績:58戦8勝
(JRA通算成績:53戦8勝)
重賞勝利:
10年エルムステークス(G3)

クリールパッション

引退レースとなった今年のエルムSにて