【いちょうS】クラリティスカイが大記録に花を添えるV

10月11日(土)、4回東京1日目11Rで第1回いちょうS(重賞)(芝1600m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の4番人気・クラリティスカイ(牡2、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.5(良)のレコード。

2着には2馬身差で2番人気・ネオルミエール(牡2、美浦・藤沢和厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・ミッキーユニバース(牡2、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサトノフラム(牡2、栗東・安田隆厩舎)は10着に敗れた。

ここが東京競馬場初見参となったルーキー・義英真騎手騎乗のグァンチャーレが1頭ボコンと出遅れ。好スタートを決めたミッキーユニバースをクラウンノキミが制して先頭へ。向こう正面では控えたミッキーユニバース、マコトダッソー、クラリティスカイ、タケデンタイガー、マイネルグルマンが続いて1番人気のサトノフラムは中団からレースを進める。
縦長の展開となって、クラウンノキミが後続を離して直線に向くが、残り400mで一杯に。替わってインで我慢していたクラリティスカイが満を持して先頭に立ち、ミッキーユニバースも食らいつく。サトノフラムは直線外に持ち出して追い上げを図るが、差はなかなか詰まらない。
結局、開幕週の絶好馬場で最後までシッカリと伸び切ったクラリティスカイが後続を振り切って優勝。2着はミッキーユニバースが粘るところを同じ藤沢和厩舎のネオルミエールがクビ差交わしてゴールに入り、サトノフラムは見せ場なく10着に沈んだ。

勝ったクラリティスカイは祖母にクリスタルCを勝ったタイキダイヤ、兄に昨年のこのレースで3着だったクラリティシチーがいる血統。鞍上の横山典弘騎手はこれが嬉しいJRA通算2500勝で、重賞に格上げされて記念すべき第1回の覇者として名を刻むとともに、大記録に花を添える1勝にもなった。
馬主は杉山忠国氏、生産者は新冠町のパカパカファーム。馬名の意味由来は「澄み切った空」。

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クラリティスカイ
(牡2、栗東・友道厩舎)
父:クロフネ
母:タイキクラリティ
母父:スペシャルウィーク
通算成績:4戦2勝
重賞勝利:
14年いちょうS(重賞)

クラリティスカイ

クラリティスカイ

クラリティスカイ

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