グレイトフルデッドが1番人気に応えて新馬勝ち…東京新馬

10月19日(日)、4回東京5日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の1番人気・グレイトフルデッド(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.5(良)。

2着には半馬身差で9番人気・ケイツーノート(牝2、美浦・鈴木伸厩舎)、3着にはアタマ差で6番人気・ナンヨーピューピル(牡2、美浦・杉浦厩舎)が続いて入線した。

内から二の脚を生かしてアキトクレッセントがハナへ。カネータ、シャンディキールの2番手争いのあと、差がなくエクラ、グレイトフルデッド、マコトギンスバーグが追走する。
直線に入って軽快に逃げるアキノクレッセントがそのまま振り切ろうとするが、外めで満を持して構えていたグレイトフルデッドがラスト1Fで先頭に。内からケイツーノート、馬場の真ん中からナンヨーピューピルがジリジリと差を詰めるが、そのまま押し切った。

勝ったグレイトフルデッドは姉に4勝を挙げて現在準オープンのローズノーブルがいる血統。鹿戸雄一厩舎は10分前に行われた福島の新馬戦もシンキングロージスで勝っており、ともに1番人気に応えての勝利となった。

馬主は市川義美氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ロックバンド名」。

1着 グレイトフルデッド(鹿戸雄調教師)
「早くハナに立ったので最後は少し厳しくなりましたが、それでも凌いでくれましたし強かったと思います。まだ体も成長する余地がありますし、今後が楽しみです」

2着 ケイツーノート(武士沢騎手)
「まだ体に緩さがありますが、これから変わってくると思います。気性も激しいところがありますが、状況を見ながら徐々に距離を延ばしていけば対応できると思います」

3着 ナンヨーピューピル(柴田善騎手)
「まだ子供っぽいところがありますが、直線ではよく伸びていますし頑張っていますよ。レースに慣れてくれば良いと思います」

4着 アキトクレッセント(石橋脩騎手)
「背中の良い馬です。スタートしてからラクに良い感じで走っていましたが、コーナーのところで何か見たのか走りのバランスが崩れました。そこを上手く修正できれば、もう少しやれたと思います。能力を感じますし、体が締まってくれば更に良いですね」

5着 カワキタコクリコ(高橋祥調教師)
「ゲートを上手く出られず後方からになりましたが、終いはよく来てくれました。使って更に良くなってくると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

グレイトフルデッド
(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)
父:ハーツクライ
母:ヴィアンローズ
母父:Sevres Rose

グレイトフルデッド

グレイトフルデッド

グレイトフルデッド

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