【マイルGP】59キロも何のその!セイントメモリー重賞5勝目

10月22日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第21回 マイルグランプリ(S2)(3歳上 別定 1着賞金2500万円 ダート1600m)は、本橋孝太騎手騎乗の3番人気・セイントメモリー(牡7、大井・月岡健厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:39.6(不良)

2着にはハナ差で1番人気・グランディオーソ(牡5、大井・藤田輝厩舎)、3着には2馬身差で2番人気・ゴーディー(牡6、大井・赤嶺本厩舎)が続いた。

外からセイントメモリーやトーセンアドミラルもハナを窺う中、コーナーワークを利してゴーディー、ソルテの2頭が先行。セイントメモリーは3番手の位置に落ち着き、グランディオーソは中団のインでレースを展開。
直線に入り必死に粘り込みを図るゴーディーだったが、残り100mで力尽きセイントメモリーが先頭へ。最後は馬群を割って外から迫ったグランディオーソを僅かに凌いで優勝。59キロの斤量を物ともせず、ラストの競り合いを制した。

勝ったセイントメモリーは7月末に行われたサンタアニタトロフィーに続いて重賞5勝目。奇しくも、当時と同様にグランディオーソを退けての勝利となった。昨年はオーバルスプリントで中央勢を返り討ちにするなど、地方屈指の能力は7歳秋を迎えてもまだまだ健在だ。馬主は内海正章氏、生産者は浦河町のバンブー牧場。

【本橋孝太騎手のコメント】
「今日は厳しい条件が揃っていたので、馬場がこんな状態になってくれたことだけが救いでした。道中は流石にしんどそうに走っていて、いつも引っかかるくらいの手応えなのですが、4コーナーで追う感じになっちゃったので……。それでも馬が前に行く力が伝わってきていたので、馬を信じるしかないなと思って追いました。今日は馬を褒めるしかないですね。
今日の着差はハナでしたけど、それ以上の強さで、すごいポテンシャルのある馬です。これからも南関東を代表する馬・ジョッキーになっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

セイントメモリー
(牡7、大井・月岡健厩舎)
父:アフリート
母:ソラーティカ
母父:Halo
通算成績:38戦16勝
重賞勝利:
13年オーバルスプリント(Jpn3)
14年マイルグランプリ(S2)
13~14年サンタアニタT(S3)
13年京成盃グランドM(S3)

セイントメモリー

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