ハナ差凌ぎ切りヴァリアントアローが逃げ切りV…東京新馬

10月26日(日)、4回東京7日目4Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ヴァリアントアロー(牡2、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:38.2(良)。

2着にはハナ差で6番人気・タイセイゴッホ(牝2、美浦・菊川厩舎)、3着にはアタマ差で12番人気・レイニングバイオ(牡2、美浦・牧厩舎)が続いて入線した。

ヴァリアントアローが好スタートからハナを主張し、ウインメーヴェ、ウイングジャパン、シングルバレルなどが追走。道中ではヴァリアントアローがマイペースで逃げ、先行勢と後方勢がやや離れる展開に。直線を向くと、各馬横一線となっての追い比べとなるが、ヴァリアントアローが渋太い粘りで後続に差を詰めさせない。ゴール直前にタイセイゴッホ、レイニングバイオの2頭が追い込んでくるが、ハナ差で凌ぎ切り優勝。

勝ったヴァリアントアローは昨年の北海道サマーセールで262万円で取り引きされていた。
馬主は株式会社ラ・メール、生産者は平取町の川向高橋育成牧場。馬名の意味由来は「勇敢な矢」。

1着 ヴァリアントアロー(戸崎圭騎手)
「スタートが抜けて速かったので、そのまま行く形になりました。マイペースで行けたことが良かったですね。終いも頑張ってくれました。乗りやすい馬ですよ」

2着 タイセイゴッホ(田辺騎手)
「まだ他馬を気にして道中はフワフワ走っていますけど、外に出してからは良い脚を使ってくれました。伸びながらも、自分からハミを取る感じではなく少しヨレる面もあったので、その点が解消してくれば良いですね」

3着 レイニングバイオ(大野騎手)
「すごく良い馬ですね。乗りやすいですし、今のところ何の注文もつきません。すぐに順番が来ると思います」

4着 ラッシュアタック(三浦騎手)
「直線では、あそこしか行くところがありませんでしたからね。今日はタイトなレースになりましたが、追ってからも反応してくれましたし、次はもっと良くなると思います」

5着 ダイアウルフ(松岡騎手)
「調教でも外にふくれたり、まだ幼い面を見せるところがあります。能力を秘めていますし、もう少し真面目に走れるようになれば良いですね」

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ヴァリアントアロー
(牡2、美浦・田村厩舎)
父:ショウナンカンプ
母:シーズアトムボイ
母父:サマーサスピション

ヴァリアントアロー

ヴァリアントアロー

ヴァリアントアロー


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