積極策鮮やか マイネルバイカが後続を完封…ブラジルC

10月26日(日)、4回東京7日目11Rでブラジルカップ(ダ2100m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の9番人気・マイネルバイカ(牡5、栗東・白井厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:12.0(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ランウェイワルツ(牡3、栗東・音無厩舎)、3着には1馬身半差で1番人気・ヴォーグトルネード(牡5、栗東・五十嵐厩舎)が続いて入線した。

スタート直後の1コーナーでノースショアビーチが先手を主張。道中は各馬競り合うこともなく淡々としたペースでマイネルバイカ、マスクトヒーロー、イッシンドウタイ、ナイトフッド、クリノヒマラヤオーと続き、人気のヴォーグトルネードは後方2番手からレースを進める。
直線に入ると早めにマイネルバイカが抜け出して先頭で坂を上る。外からランウェイワルツ、ヴォーグトルネードが差を詰めてくるが、交わすまでの脚はなく、追撃をゆうゆうと振り切ってオープン初勝利を挙げた。

勝ったマイネルバイカは、同じ白井厩舎でオープン特別を3勝したケイアイテンジンを兄に持つ血統。休み明け以降、見せ場のない競馬が続いていたが、今回は積極的なレース運びでアッと驚く変わり身を見せた。
馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新ひだか町の乾皆雄氏。馬名の意味由来は「冠名+梅花」。

1着 マイネルバイカ(北村宏騎手)
「スタートを上手く出ましたし、良い位置で運べました。今日はペースが遅かったので、あの位置を取れて良かったです。終いもしっかり脚を使って伸びてくれました」

2着 ランウェイワルツ(柴田善騎手)
「今日はペースでしょうね。上手くやられてしまいました。この馬も最後はしっかり伸びていますし、これからもっと良くなってくると思います」

3着 ヴォーグトルネード(戸崎圭騎手)
「今日は流れが遅かったですからね。動いていっても良かったかもしれませんが…。最後は良い脚を使っています」

4着 マルカプレジオ(ベリー騎手)
「ペースがスーッと流れてくれれば良かったですけど、途中でゆっくりになったときに力んでしまいました。その分最後の伸びが甘くなってしまいました。直線で進路があかなかったことも響いたと思います」

5着 クリノヒマラヤオー(松岡騎手)
「よく頑張っています。もう少し内の枠なら更にやれたと思います。長い距離は合っていますね」

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マイネルバイカ
(牡5、栗東・白井厩舎)
父:ロージズインメイ
母:スギノセンヒメ
母父:フォーティナイナー
通算成績:24戦6勝

マイネルバイカ

マイネルバイカ

マイネルバイカ

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