ダイワスカーレットの子ダイワミランダが待望のデビュー勝ち…東京新馬

11月1日(土)、4回東京8日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の2番人気・ダイワミランダ(牝2、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.9(良)。

2着には2馬身半差で4番人気・ボンボンキャスト(牝2、美浦・大竹厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・パーフェクトビュー(牝2、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。

ゲートでは遅れをとったが、すぐにダイワミランダがハナへ。ロックキャンディ、マイネルリザータ、アルーリングトーン、ボンボンキャストも続く。パーフェクトビューは中団から。ゆったりとしたペースとなり、馬群はまとまったまま直線へ。
ダイワミランダに外からロックキャンディが並びかけると、内からもボンボンキャストも追い上げ、両サイドからプレッシャーを受ける形に。しかし、ゴーサインを受けると、そこからダイワミランダが抜け出し、母同様先行押し切りの競馬で初陣を飾った。

勝ったダイワミランダは母がG1・4勝の名牝ダイワスカーレットで、母の3番子となるが、産駒のデビュー勝ちは初めてのこと。また、おじには'06年の天皇賞(秋)など、G1を5勝、種牡馬として活躍するダイワメジャーがいる。
翌日曜日にはウオッカの子ケースバイケースが、東京5Rの新馬戦にエントリーしており、'08年の天皇賞で鎬を削ったウオッカとダイワスカーレットの子達が、天皇賞ウィークにデビューすることになる。

馬主は大城敬三氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+支配者(政治学用語)」。

1着 ダイワミランダ(蛯名騎手)
「何とか勝ってくれて良かったです。色々あってデビューがここまで遅れましたが、とりあえずホッとしました」

2着 ボンボンキャスト(北村宏騎手)
「二の脚がきいて、ポケットの良い位置で運べました。終いも伸びていますし、初戦としては上手な競馬が出来たと思います」

3着 パーフェクトビュー(田辺騎手)
「気の良い馬ですね。ゲートはひと息でしたが、カーッとするところがある、と先生から聞いていましたし、ムリに前に行かず馬の後ろでガマンさせました。終いは良い脚を使ってくれました。稽古も動きますし、良いものを持っていますね。気持ちがドッシリしてくれば、更に楽しみです」

4着 ロックキャンディ(吉田豊騎手)
「道中も上手く折り合いがつくタイプです。まだ上手く体を使い切れていませんが、そこが改善されてくればもうひと伸び出来るようになると思います」

5着 フォルサ(柴田善騎手)
「まだ少し余裕がある感じですね。それでも終いはしっかりしていましたし、使って良くなると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ダイワミランダ
(牝2、美浦・国枝厩舎)
父:ハービンジャー
母:ダイワスカーレット
母父:アグネスタキオン

ダイワミランダ

ダイワミランダ

ダイワミランダ


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。