【北海道2歳優駿】ディアドムスが4馬身差の圧巻V

11月6日(木)、門別競馬場で行われた交流重賞・第41回 北海道2歳優駿(Jpn3)(2歳 定量 1着賞金2000万円 ダート1800m)は、三浦皇成騎手騎乗の3番人気・ディアドムス(牡2、美浦・高橋裕厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:54.9(稍重)

2着には4馬身差で4番人気・カラパナビーチ(牡2、栗東・吉田厩舎)、3着には2馬身半差で8番人気・クラバズーカー(牡2、北海道・松本隆厩舎)が続いた。
1番人気に支持されたデヴァスタシオン(牡2、栗東・鮫島厩舎)は4着に敗れた。

スタートからダッシュを利かせてサダムリスペクトとトウケイファルコンが競り合いながら1コーナーへ。向こう正面ではトウケイファルコンがハナを主張し、サダムリスペクト、オヤコダカ、ディアドムス、クラバズーカーが続き、人気のデヴァスタシオンは後方から3頭目のポジションでレースを進める。
3コーナーからは4頭が雁行状態となり直線へ。その外から勢いが付いたディアドムスが一気に抜け出すと、あとは後続を突き放す一方。2着のカラパナビーチに4馬身差を付けて重賞初制覇。3着には好位から粘ったクラバズーカーが入った。

勝ったディアドムスは初ダートとなった札幌の未勝利戦を8番人気でレコード勝ち。ひと息入った前走のプラタナス賞は14キロ増が響いたのか、直線で伸びを欠いてしまったが、ひと叩きされた今回は抜群の行きっぷりから直線は一気の伸び。レコード勝ちがフロックではないことをハッキリと証明してみせた。
祖母のノーザンドライバーは重賞を2勝し、桜花賞ではダイワメジャー、ダイワスカーレットの母・スカーレットブーケに先着する3着に入った実力馬。ダートでは底知らずで、今後の活躍が大いに期待される。
馬主はディアレスト、生産者は新冠町のビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「冠名+故郷(ラテン語)」。

ディアドムス
(牡2、美浦・高橋裕厩舎)
父:ジャングルポケット
母:マイネランデブー
母父:アグネスデジタル
通算成績:5戦2勝
重賞勝利:
14年北海道2歳優駿(Jpn3)

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