クリノダイスーシーが鮮やか差し切りV…京都新馬

11月8日(土)、5回京都1日目4Rで2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の4番人気・クリノダイスーシー(牡2、栗東・高橋忠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.8(良)。

2着には1馬身差で14番人気・オンワードバース(牡2、栗東・柴田見厩舎)、3着には1馬身半差で3番人気・ヒラボクテイオー(牡2、栗東・大久龍厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアワードジャック(牡2、栗東・昆厩舎)は12着に敗れた。

バラついたスタートでオンワードバース、サンフェニックスは立ち遅れ。クリノダイスーシーも一歩目はいま一つだったが、すぐに中団へ取り付く。パープルドリーム、エイシンバンバらを筆頭にレースが流れると、直線入り口ではタガノトリオンフ、バーサーカーらも先頭集団へ。
しかし、好機を窺っていたクリノダイスーシーが脚を伸ばすと、先行集団をあっさりと交わして差し切り。2着にも4コーナーを12番手で通過したオンワードバースが続き、差し馬が台頭した。

勝ったクリノダイスーシーの母オーチャードグラスは現役時代に未勝利も、勝ち馬自身は今年の北海道トレーニングセールにおいて、777.6万円で落札されていた。現2歳世代でのスターリングローズ産駒の勝ちあがりは2頭目のこと。

馬主は栗本博晴氏、生産者は日高町の厚賀古川牧場。馬名の意味由来は「冠名+大四喜(麻雀用語)」。

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クリノダイスーシー
(牡2、栗東・高橋忠厩舎)
父:スターリングローズ
母:オーチャードグラス
母父:ブライアンズタイム

クリノダイスーシー

クリノダイスーシー

クリノダイスーシー


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