【ファンタジーS】最低人気のクールホタルビが抜け出し重賞初V

11月8日(土)、5回京都1日目11Rで第19回ファンタジーS(GⅢ)(芝1400m)が行なわれ、小牧太騎手騎乗の14番人気・クールホタルビ(牝2、栗東・清水久厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.7(良)。

2着には半馬身差で1番人気・ダノングラシアス(牝2、栗東・矢作厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・ウインソワレ(牝2、栗東・宮本厩舎)が続いて入線した。

シゲルチャグチャグが好スタートを切るも、内から押してシンフォニアがハナを主張。ルアンジュ、ペルフィカはやや出遅れる。道中ではシンフォニア、シゲルチャグチャグの2頭がレースを引っ張り、馬群は縦長の展開に。直線を向くと、シンフォニア、シゲルチャグチャグは失速。好位からクールホタルビが抜け出し、馬群を割って追い込んできたダノングラシアス、ウインソワレを抑えて重賞初勝利。

勝ったクールホタルビは新馬戦を3馬身半差で快勝し、オープン特別でも2着と1200mでは好成績を収めていた。しかし、前走の小倉2歳Sで二桁着順と完敗したことに加え、初の1400mだったこともあり、今回の単勝オッズは最低の14番人気となっていた。鞍上の小牧騎手、管理する清水久調教師はともにファンタジーS初制覇。

馬主は川上哲司氏、生産者は新ひだか町の畠山牧場。馬名の意味由来は「冠名+蛍火」。

ファンタジーSの結果・払戻金はコチラ⇒

クールホタルビ
(牝2、栗東・清水久厩舎)
父:マツリダゴッホ
母:プラセール
母父:ヘクタープロテクター
通算成績:5戦2勝
重賞勝利:
14年ファンタジーS(G3)

クールホタルビ

クールホタルビ

クールホタルビ

クールホタルビ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。