主導権握ったサトノゼファーが逃げ切りV…京都新馬

11月23日(日)、5回京都6日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の2番人気・サトノゼファー(牝2、栗東・松田国厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:03.8(良)。

2着には半馬身差で4番人気・スペリオルラスター(牡2、栗東・須貝尚厩舎)、3着には1馬身3/4差で1番人気・ヒルノリヴァプール(牡2、栗東・昆厩舎)が続いて入線した。

絶好のスタートを切ったサトノゼファーが抑えることなくハナへ立つ。ホザンナ、ヒルノリヴァプール、アジルが続き、向こう正面へ。スローペースと踏んだか、P.ブドー騎手の手が動き、外からスペリオルラスターが先団へと取り付く。完全に主導権を握ったサトノゼファーがペースを作り、1,000mを64秒1で通過。かなりゆったりとしたペースで道中は進む。

4角を抜け、サトノゼファーが出し抜きを試みる。スペリオルラスターが付いてくるも余力十分に進めていたサトノゼファーの脚色は最後まで衰えることなく、先頭でゴール板を迎えた。2着のスペリオルラスターも唯一、勝ち馬に抵抗したものの、半馬身届かず。3着のヒルノリヴァプールを含め、先行した馬が上位を独占し、差し馬には厳しい展開となった。

勝ったサトノゼファーは祖母にファンタジーSを勝ったロンドンブリッジを持ち、同馬を彷彿とさせる積極策でデビュー戦を飾った。馬主は里見治氏、生産者は日高町の下河辺牧場。馬名の意味由来は「冠名+そよ風」。

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サトノゼファー
(牝2、栗東・松田国厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ダイワスピリット
母父:ダンスインザダーク

サトノゼファー

サトノゼファー

サトノゼファー


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