後藤浩輝騎手が復帰後初V!カボスチャンで押し切る…東京新馬

11月24日(月)、5回東京7日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、後藤浩輝騎手騎乗の6番人気・カボスチャン(牝2、美浦・牧厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.0(良)。

2着にはクビ差で1番人気・グランシルク(牡2、美浦・戸田厩舎)、3着にはクビ差で8番人気・プレイヤーハウス(牡2、美浦・大和田厩舎)が続いて入線した。

押してハナに立ったのがチャパラ、その外にトラキアンコード、続いてカボスチャンら。1番人気のグランシルクは中団に待機。メイショウクロタカは後方から。
5F通過64秒台と、新馬戦ながらもゆったりとしたペースで直線に向いたが、先に前を行く馬を交わしてカボスチャンが先頭へ。そこに内を突いたプレイヤーハウス、外からグランシルクも追随。ゴール前では際どい差まで追い込んだが、カボスチャンが鞍上の檄に応え、凌ぎ切った。

勝ったカボスチャンは祖母に重賞2勝のディスコホールがいる血統。
馬主はケンレーシング組合、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「香母酢+呼称」。

なお、鞍上の後藤浩輝騎手は4月27日の落馬事故から、復帰後17戦目で初勝利となった。

1着 カボスチャン(後藤騎手)
「敏感だけど素直な馬。瞬発力があるよ。思ったより周りが伸びず、早めに1頭になったが、抜け出してからも余裕があった。切れに磨きをかけていければ、これからも楽しみだね」

3着 プレイヤーハウス(村田騎手)
「初戦からよくがんばった。能力は高いよ。燃える面があるから、使っても落ち着きを保てれば」

4着 ダイワグローリー(北村宏騎手)
「スタートもゆっくりだったが、いい手応えで直線へ向けた。使って良くなるよ」

5着 トラキアンコード(岩田騎手)
「直線半ばまでは渋太く伸びた。使ったら変わるよ」

9着 メイショウクロタカ(武豊騎手)
「直線で内に刺さり、満足に追えなかった。初戦だけに気を遣っていたね。レース慣れすれば」

11着 エイワカンベエ(田辺騎手)
「ダート向きかもしれません。攻めても反応が変わってこない現状。大人しく、乗りやすい馬なのですが」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

カボスチャン
(牝2、美浦・牧厩舎)
父:タニノギムレット
母:マルカパール
母父:サンデーサイレンス

カボスチャン

カボスチャン

カボスチャン


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