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【勝島王冠】ハブアストロールが大外から豪快に差し切って大金星!
2014/11/26(水)
11月26日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第6回 勝島王冠(S3)(3歳上 別定 1着賞金1300万円 ダート1800m)は、左海誠二騎手騎乗の11番人気・ハブアストロール(牡4、大井・森下淳厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:53.0(不良)。2着には3/4馬身差で6番人気・カリバーン(セ7、大井・藤田輝厩舎)、3着には1馬身差で7番人気・トーセンヤッテキタ(牡7、浦和・小久智厩舎)が続き、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に支持されたハッピースプリント(牡3、大井・森下淳厩舎)は5着に敗れている。
スタートからトーセンアドミラルが勢いよく飛び出すが、ガンマーバースト、ツルオカオウジも譲らずに3頭が一団で向こう正面へ。少し差が開いてユーロビート、その後ろに人気のハッピースプリント、バトードール、カリバーンが追走。先団3頭の激しい争いは残り600mを切っても続き、ハッピースプリントも馬場の外めに出して進出を開始する。
直線に入ってツルオカオウジが抜け出すが、外からカリバーンが襲いかかり、さらに大外から11番人気の伏兵・ハブアストロールがひと伸びし、前の2頭を捕らえてゴール。人気のハッピースプリントは7月のジャパンダートダービー以来となる休み明けが響いたのか、直線で伸びを欠いて5着が精一杯だった。
勝ったハブアストロールはハッピースプリントと同じ森下淳平厩舎の4歳馬。3歳時は羽田盃、戸塚記念にも出走した経験を持つが、ここでは格下の身で、激しい先行争いに乗じて見事な大金星。この勝利で12月29日に大井競馬場で行われる東京大賞典(G1)の優先出走権を獲得した。
馬主は山口裕介氏、生産者は新ひだか町のマークリ牧場。
【左海誠二騎手のコメント】
「前回が休み明けだったのですが、反応も良かったので、ひと叩きされた上積みもあるだろうし、斤量も軽く、もしかしたら、ハマったらチャンスがあるのでは、と思いました。4コーナーでも(勝機は)あるな、という感じで乗っていました。
きょうは良い経験もできたし、大きいタイトルも獲れたので、ますます活躍してくれると思います。応援してくれた方々に感謝したいと思います。これからも一つ一つ大事に乗っていきたいです」
ハブアストロール
(牡4、大井・森下淳厩舎)
父:エイシンサンディ
母:ダイナマイトガール
母父:ピルサドスキー
通算成績:23戦4勝
重賞勝利:
14年勝島王冠(S3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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