【阪神JF】ショウナンアデラ幼さ残るも「メリハリのある動き」

10日、日曜阪神11レース・阪神ジュベナイルF(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、からまつ賞1着のショウナンアデラ(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)は、蛯名正義騎手を背に坂路コースで追われ、4F54.3-40.0.-26.3-13.1秒をマークした。

【二ノ宮敬宇調教師のコメント】
「ここまでのレースを振り返ると、まだ心身ともに子供っぽさが残っている感じですが、よく頑張っていると思います。ディープインパクト産駒らしくメリハリのある動きをしますね。少しピリピリするところがあるので、その点は気をつけていきたいですね。

先週の土曜にやっているので、馬の様子を見て今週の追い切りをどうするか決めようと思っていました。前の馬を追いかける形で、追いつけるようならそうするように、と指示しました。予定通りの追い切りが出来ましたよ。輸送も経験しているので心配ありませんし、強い相手とレースをすることで今後に向けて良い経験になると思います」

ショウナンアデラ

前走、アルテミスS5着のスマートプラネット(牝2、美浦・和田雄厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.1-52.5-38.6-13.6秒をマークした。

【和田雄二調教師のコメント】
「前走は大外枠が応えましたね。それでも上手く2番手につけることが出来ましたが、後ろから早目に来られて展開も厳しかったですからね。それで掲示板にきていますし、よく頑張ってくれたと思います。レース後は放牧に出しました。体もフックラして戻ってきましたし、間隔が詰まって少しイライラした感じだった前走時と比べても、良い雰囲気だと思います。

先週しっかりやっていますし、今週はサラッとやりました。あれで十分ですし、予定通りの追い切りが出来ました。前走でマイルを経験しましたし、あとは当日に落ち着いて折り合いをつけて走れれば良いですね」

スマートプラネット

10日、日曜阪神11レース・阪神ジュベナイルF(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、ファンタジーS6着のレオパルディナ(牝2、栗東・高橋康厩舎)は、武豊騎手を背に坂路で追われ、4F55.0-40.3-26.4-13.3秒をマークした。

【高橋康之調教師のコメント】
「先週にしっかりとやっているし、今週は武豊ジョッキーで反応の確認と、馬とのコンタクトを図ってもらいました。『力強くなっているね』と言ってもらえたし、こちらの思惑通りの調整ができています。デビュー前から千六を意識した調整をしてきたし、マイルは意識していませんよ」

前走、未勝利戦1着のアローシルバー(牝2、栗東・高橋康厩舎)は、助手を背に坂路で追われ、4F56.7-41.5-27.1-13.5秒をマークした。

【高橋康之調教師のコメント】
「馬の成長に合わせて最初は千二からスタートさせただけで、もともと距離を延ばしていいタイプと思っていたし、前走が力強い競馬をしてくれましたからね。けさの雰囲気もよかったし、順調にこられていますよ」