2番人気アンヴァリッドが5馬身差快勝…中山新馬

12月14日(日)、4回中山4日目5Rで2歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の2番人気・アンヴァリッド(牡2、美浦・古賀慎厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:56.2(良)。

2着には5馬身差で3番人気・ムーンレンジャー(牡2、美浦・本間厩舎)、3着には3馬身差で8番人気・タンジブル(牡2、美浦・黒岩厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたマカワオクイーン(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)は6着に敗れた。

ミリノテツニー、タンジブルが先行するも、ペースが落ち着いた向正面でムーンレンジャーがハナを奪う展開に。アンヴァリッドは序盤こそ中団を追走するも3コーナー手前から進出を開始。直線半ばで前を走るムーンレンジャーを交わし去ると、そのまま独走態勢に持ち込んで楽勝。マカワオクイーンも好位の一角でレースを進めたが、勝負処で遅れをとり見せ場なくレースを終えた。

勝ったアンヴァリッドは昨年のセレクトセール1歳部門にて2940万円で落札されていた。馬主は村野康司氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「フランスパリにある廃兵院」。

1着 アンヴァリッド(北村宏騎手)
「稽古と同様、スタートはゆっくり。徐々に上がっていき、外目に出したらハミを取ってくれたけど、まだ幼さが残る。直線はゲート裏の足跡を見て、外へふくれてしまった。でも、追ってからの走りは良かったよ。順調に伸びてほしい」

2着 ムーンレンジャー(柴山騎手)
「ペースが遅かったので、向正面で自ら動きました。まだ幼いのに、よくがんばっています。相手が強かったですよ」

3着 タンジブル(木幡初騎手)
「ペースが緩み、こちらも楽だっとはいえ、まくられて苦しいかたちでした。気性が幼く、まだ粗削りですからね。これから徐々に良くなるでしょう」

6着 マカワオクイーン(戸崎騎手)
「癖もなく、乗りやすい馬です。これから力を付けてきますよ」

7着 サンココモ(松岡騎手)
「前半の走りは良かった。この距離は長いのかも。芝のほうがいいかもしれないね」

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アンヴァリッド
(牡2、美浦・古賀慎厩舎)
父:ハーツクライ
母:ストールンブライド
母父:ヘクタープロテクター

アンヴァリッド

アンヴァリッド

アンヴァリッド

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