今年の小倉記念の勝ち馬で、13日(金)付で競走馬登録を抹消され、小倉競馬場で誘導馬となる予定だったダンスアジョイは、15日(日)に病気(去勢術後に鼠径ヘルニアを発症)のため死亡したことが発表された。

ダンスアジョイは近親に種牡馬としても活躍したアスワンがいる血統。
未勝利の身ながら04年に500万下でデビュー。中央で3戦したのち、北海道競馬に移籍して門別で2勝。再び中央に転入した後は、ダートを中心に使われてきたが、一昨年に芝で1000万下勝ち。昨年に準オープン勝ちと徐々に頭角を現し、今年8月の小倉記念で、16番人気の低評価を覆し重賞勝ち。同馬を管理する松永幹夫調教師に重賞初勝利をもたらした。
馬主は加藤泰章氏。生産者は門別の白瀬明氏。