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【NHKマイルC】思い込み注意!「東京=差し追い込み有利」のギャップから浮上した1頭
2024/5/4(土)
![19年NHKマイルCを快勝したアドマイヤマーズ](https://www-f.keibalab.jp/img/upload/topics/202405/240502_topi04.jpg?1714668944)
19年NHKマイルCを快勝したアドマイヤマーズ
5月5日(日)に控えたNHKマイルカップ(G1)。東京の芝1600mで行われる一戦ですが、皆様はこのコースに潜む「落とし穴」をご存じでしょうか?
もしも「東京と言えば長い直線。後方一気も十分間に合う、上がりの速い馬を買えば十分……」とお考えなれば、それは少々危険。
意外にもNHKマイルCは東京G1では超異例の「上がり3ハロンが結果に直結しないレース」なのをご存知でしょうか?
1位 [1-5-1- 4]
2位 [2-0-4- 6]
3位 [2-2-2- 3]
4~5位[3-1-0- 18]
6位~ [2-2-3-117]
(※過去10年)
驚くべきことに上がり最速で勝利した馬は過去10年で1頭のみ。また勝率は低いながらも上がり4位以下、つまりトップ3に入る末脚を繰り出さずに勝利した馬が5頭もいるのは要注目でしょう。
この理由のひとつに、コースの形状が挙げられます。東京芝1600mは向こう正面から4コーナーにかけて下り坂の続く設計。他のマイルコースであれば息を抜ける地点でスピードが緩められず、特にG1ともなれば持続力の勝負になりがちです。
![★](https://www-f.keibalab.jp/img/upload/topics/202405/240502_topi05.jpg?1714669935)
そのため、単に切れる脚を使えるだけでは届かないケースが多数。スピードに加え、道中の位置取り、長い直線を走りきるスタミナも併せ持った馬たちがコースにマッチし、好走する傾向にあります。
逆にNHKマイルCで狙えるイチオシの条件をご紹介します。それはズバリ、「前走中山」で「4コーナー1~5番手」だった馬です!
●該当馬[5-3-2-30]
23年1着 シャンパンカラー(9人気)
→前走NZT、4コーナー4番手
21年1着 シュネルマイスター(2人気)
→前走弥生賞、4コーナー2番手
19年1着 アドマイヤマーズ(2人気)
→前走皐月賞、4コーナー5番手
18年1着 ケイアイノーテック(6人気)
→前走NZT、4コーナー5番手
17年2着 リエノテソーロ(13人気)
→前走 アネモネS、4コーナー3番手
15年1着 クラリティスカイ(3人気)
→前走皐月賞、4コーナー1番手
14年3着 キングズオブザサン(12人気)
→前走皐月賞、4コーナー4番手
(※過去10年。馬名を挙げた好走馬は一部抜粋)
ご覧の通り、タフな中山コースで先行力を見せていた馬が巻き返すパターンが目立ちます。過去10年で5勝を挙げているほか、2ケタ人気の爆穴による激走例も複数あるのは見逃せません。
そして今年、「前走中山」で「4コーナー1~5番手」だった馬は以下の通り。
キャプテンシー
→前走NZT、4コーナー2番手
ジャンタルマンタル
→前走皐月賞、4コーナー2番手
ボンドガール
→前走NZT、4コーナー4番手
ユキノロイヤル
→前走NZT、4コーナー1番手
いずれのケースも好走例があるだけに魅力的ですが、強いてオススメを挙げるならばジャンタルマンタルです。
2019年アドマイヤマーズ、15年クラリティスカイと同じく前走皐月賞で掲示板に載っており、最も勝利に近い「激ウマ」の1頭です!
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