直線弾けたマルカプレジオが約2年ぶりV……ベテルギウスS

12月21日(日)、5回阪神6日目10RでベテルギウスS(ダ2000m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の5番人気・マルカプレジオ(牡6、栗東・今野厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.8(重)。

2着には1馬身差で7番人気・トウショウヘイロー(牡5、栗東・庄野厩舎)、3着には1馬身半差で1番人気・ランウェイワルツ(牡3、栗東・音無厩舎)が続いて入線した。

揃ったスタートからメイショウイチオシがハナに。2番手は6枠の2頭、内にトウショウヘイロー、外にカポーティスターが追走する。マルカプレジオは中団やや後ろからの競馬。集団は離れずにひとかたまりとなって、4コーナを通過する。内で脚を溜めていたマルカプレジオは空いたスペースに持ち出すと一気に末脚が爆発。粘るトウショウヘイローを楽に交わし、先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったマルカプレジオはデビューから6戦連続で2着以内に入るなど、順調にステップアップしていたが、ここ数走は低迷。前回勝った時の鞍上だった福永騎手に乗り替わった今回は、強烈な末脚で昨年1月以来の勝利をもぎ取った。
馬主は河長産業株式会社、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+価値、賞(伊)」。

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マルカプレジオ
(牡6、栗東・今野厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:バトルエンプレス
母父:トニービン
通算成績:19戦6勝

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