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史上2例目の親子制覇! 有馬記念アラカルト
2014/12/29(月)
●12月28日(日) 4回中山8日目10R 第59回 有馬記念(G1)(芝2500m)引退レースとなった有馬記念で有終の美を飾ったジェンティルドンナ(牝5、栗東・石坂厩舎)。通算成績を19戦10勝、G1・7勝とし、多くの伝説と記録を残してターフを去る。また、管理する石坂正調教師、鞍上の戸崎圭太騎手にとっても初の有馬記念制覇となった。
●歴代最多タイのG1・7勝目
昨年のジャパンC以来となるG1勝利を挙げ、歴代最多タイとなるG1・7勝目となった。牝馬としてはウオッカに続く快挙で、父ディープインパクトやシンボリルドルフ、テイエムオペラオーらと肩を並べた。
●6年ぶり5頭目の牝馬優勝
有馬記念を牝馬が制したのは、6年ぶりの快挙。他の優勝した牝馬には、ガーネット(56年)、スターロッチ(60年)、トウメイ(71年)、ダイワスカーレット(08年)の4頭がいる。
●有馬記念優勝からの引退式
有馬記念優勝後の当日に引退式を行ったのは、昨年のオルフェーヴルに次ぐ通算4頭目の出来事。他には03年のシンボリクリスエス、06年のディープインパクトがいる。
●中山初出走での優勝は17年ぶり
中山競馬場未出走馬による有馬記念優勝は、97年のシルクジャスティス以来、17年ぶりとなる。他には、オグリキャップ、ダイユウサク、マヤノトップガンなどがいる。
●4番人気馬の優勝はハーツクライ以来、10勝目
4番人気馬が優勝したのは、04年のハーツクライ以来となる10勝目。04年の有馬記念は父ディープインパクトが国内で唯一、敗れたレース。
●2例目の親子制覇
父ディープインパクトも06年にこのレースを制しており、親子での有馬記念制覇はシンボリルドルフ(84、85年)→トウカイテイオー(91年)に続く2例目となった。
●通算獲得賞金で歴代2位に
今回の優勝により、ジェンティルドンナの通算獲得賞金(JRA+地方+海外)は17億2603万400円となり、オルフェーヴルの15億7621万3000円を抜いて歴代2位となった。歴代1位はテイエムオペラオーの18億3518万9000円。
JRAのみでのジェンティルドンナの獲得賞金は13億2621万円で歴代5位、牝馬としてはブエナビスタに次ぐ歴代2位となる。
順位 | 馬名 | 性 | 生年 | 総獲得賞金 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | テイエムオペラオー | 牡 | 1996 | 18億3518万9000円 | |
2 | ディープインパクト | 牡 | 2002 | 14億5455万1000円 | |
3 | ブエナビスタ | 牝 | 2006 | 13億8643万3000円 | |
4 | オルフェーヴル | 牡 | 2008 | 13億4408万4000円 | |
5 | ジェンティルドンナ | 牝 | 2009 | 13億2621万円 |
ジェンティルドンナ
(牝5、栗東・石坂厩舎)
父:ディープインパクト
母:ドナブリーニ
母父:Bertolini
通算成績:19戦10勝
重賞勝利:
14年有馬記念(G1)
14年ドバイシーマC(G1)
12~13年ジャパンC(G1)
12年秋華賞(G1)
12年優駿牝馬(G1)
12年桜花賞(G1)
12年ローズS(G2)
12年シンザン記念(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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