後方待機のキタサンブラックが差し切りV…東京新馬

1月31日(土)、1回東京1日目5Rで3歳新馬(芝1800m)が行なわれ、後藤浩輝騎手騎乗の3番人気・キタサンブラック(牡3、栗東・清水久厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.3(稍重)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ミッキージョイ(牡3、美浦・萩原厩舎)、3着には半馬身差で11番人気・コスモアルヘナ(牡3、美浦・武市厩舎)が続いて入線した。

人気のミッキージョイが出遅れる波乱のスタート。枠の利を生かしてコスモアルヘナがハナに立ち、リコリアーノやトーセンパンサーがその後ろ。隊列は縦長になり、3コーナーへと向かう。直線に入り、先団が粘り込みを図るが間を割って伸びてきたキタサンブラックの末脚が一枚上で最先着。ミッキージョイは大外から追い込んできたものの2着まで。

勝ったキタサンブラックの母シュガーハートは未勝利馬で、産駒としても今回が嬉しい初勝利となった。馬主は有限会社大野商事、生産者は日高町のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。

1着 キタサンブラック(後藤騎手)
「道中で力むこともなく、上手に走れた。直線はなかなか抜け出せなかったけど、並ばれてからがいいね。まだ体を持て余しているし、使って良くなるよ」

3着 コスモアルヘナ(津村騎手)
「まだ繊細ですが、いいものを持っています。ゲートも問題なく、すっと行けました。最後もよく粘っていますよ」

4着 ペブルガーデン(田辺騎手)
「センスは上々。反応もいいですよ。ただ、稽古もそうなのですか、追ってもうひとがんばりできれば。成長とともにしっかりしてくるでしょう」

5着 トーセンパンサー(井上騎手)
「いい位置を取れ、直線もしっかり反応。初戦としては上々の内容でした。これで上向いてくれば」

10着 メニーサンクス(勝浦騎手)
「スムーズさを欠き、まったく力を出せなかった。びゅんと伸びなくても、直線はじわじわ伸びている」

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キタサンブラック
(牡3、栗東・清水久厩舎)
父:ブラックタイド
母:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー

キタサンブラック

キタサンブラック

キタサンブラック

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