【きさらぎ賞】アッシュゴールドはメンコ外し動きが激変!

4日、きさらぎ賞(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。アッシュゴールド(牡3、栗東・池江寿厩舎)は池添謙一騎手を背に、坂路コースに登場。ジューヴルエールとの併せ馬となったが、後方から追走し、ラスト1ハロンで追い出されると反応良く抜け出し、1馬身ほど先着。時計は4F53.3-38.7-24.9-12.4秒をマークし、順調な仕上がり具合を感じさせた。

1週前の追い切りではメンコを装着したが、効果があり過ぎたのか、動きは平凡。鞍上も「目立たない動きでした」と振り返る。そこから一転、メンコを外した今回は脚さばきが格段に向上。1週間での激変に「比べものにならない動きをしてくれた」と手放しで褒め称えた。

オルフェーヴルも、この時期は結果を残せなかった。それでも、我慢の時を経て、一気に才能が開花。そこから名馬への階段を駆け上っていったが、アッシュゴールドは同じ成長曲線を描くことが出来るのか。まずは兄も勝つことが出来なかったこの舞台を制し、偉大な背中に近づくための一歩にしたいところだ。