外から追い込んだミッキードラマが差し切り勝ち…東京新馬

2月7日(土)、1回東京3日目2Rで3歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の2番人気・ミッキードラマ(牡3、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.0(稍重)。

2着には1馬身1/4差で12番人気・マーククロップ(牡3、美浦・伊藤伸厩舎)、3着には1馬身半差で3番人気・グランアラミス(セ3、美浦・古賀史厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたルールソヴァール(牡3、美浦・高木登厩舎)は4着に敗れた。

バラついたスタートからバトルヴィゴーレがハナに立つも先行争いは激しくなる。3コーナーに入った時点でショウナンカブトが先頭に。その後ろにバトルヴィゴーレやマーククロップが追走。ミッキードラマは中団の前目に付ける。直線に入り、ラスト1ハロン地点ではグランアラミス、マーククロップ、ミッキードラマの3頭が横に並ぶかたちに。外にいたミッキードラマが抜け出し、最先着でゴールした。

勝ったミッキードラマは半兄に4勝を挙げたカイシュウタキオンや09年の弥生賞2着馬ミッキーペトラがいる血統で、いずれも新馬戦では連対していた。馬主は野田みづき氏、生産者は新ひだか町の矢野牧場。馬名の意味由来は「冠名+演劇」。

1着 ミッキードラマ(菊沢隆徳調教師)
「装鞍やパドックではおっとりしていて、初戦向きではないのかと感じていましたが、普段もオン、オフが付き、大人びた性格なんです。馬込みも大丈夫でしたし、使った馬のような走りでしたね。まだ体質が弱いですし、寒い時季に無理ができない大型。じっくり仕上げてきましたし、これからの馬です。芝もこなせると思いますよ」

2着 マーククロップ(村田騎手)
「稽古の感触が良く、人気がなさすぎると思っていた。競馬にいって、もっといいね。相手が悪かっただけ。チャンスは近いよ」

3着 グランアラミス(大野騎手)
「素直ですし、しっかり反応。走ってくる馬です」

4着 ルールソヴァール(蛯名騎手)
「装鞍所で空馬に驚くアクシデントがあった。過敏に反応していたよ。きょうは走っていない」

8着 マセドニアン(武士沢騎手)
「使って変わりますよ。大跳びで器用さを欠きますし、まだ体質が弱いですからね」

10着 サスナーアディーン(柴田大騎手)
「スタートを出なくて。ペースも落ち着きました。流れに乗れれば、やれる馬ですよ」

14着 ショウナンカブト(後藤騎手)
「スムーズだったけどね。思いのほか、止まってしまった。まだ力が付き切っていないのかな」

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ミッキードラマ
(牡3、美浦・菊沢厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ペトラ
母父:ヘクタープロテクター

ミッキードラマ

ミッキードラマ

ミッキードラマ

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