【クイーンC】立て直しなるか!? ロカ「力を出し切りたい」

11日、クイーンC(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、阪神JFで8着のロカ(牝3、栗東・今野厩舎)は和田竜二騎手を背に坂路コースで追われ、4F55.5-39.8-25.5-12.6秒をマーク。併せ馬で後方から追走し、最後は5、6馬身差を付ける快走となった。

「中間は落ち着かせるように調整しているようです。追い切りは輸送があるので少し余裕残しでやりました。動きは良かったし、いい状態だと思う。輸送競馬は分かりませんが、力を出し切りたい」と鞍上は巻き返しの一戦に向けて語気を強める。


前走、未勝利戦で1着のアンドリエッテ(牝3、栗東・牧田厩舎)は川田将雅騎手を背に、坂路コースで追われ、4F54.1-39.9-25.5-12.5秒をマーク。僚馬との併せ馬を追走し、最後はしっかりと先着した。

「坂路で“ラスト2Fの反応を見てくれ”と指示。いい動きをしていたし、川田も『上手くいきました』と言ってましたよ。直線の長い東京は持ち味が生きるコース。ここを目標に調整してきたし、ジョッキーもいいイメージを持ってくれてますよ」と牧田和弥調教師は手応えを口にする。