ヒラボクカイザーが3頭の追い比べを制す…東京新馬

2月15日(日)、1回東京6日目2Rで3歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の4番人気・ヒラボクカイザー(牡3、美浦・大竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:27.2(良)。

2着には2馬身半差で5番人気・トワエモア(牝3、栗東・日吉厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・シュピーゲル(牡3、美浦・高橋裕厩舎)が続いて入線した。

トワエモアとシュネルシュタルクがハナ争い。制したのはシュネルシュタルクでゆったりとしたペースを刻んでいく。ヒラボクカイザーはその後ろを追走し、4コーナーへ。直線に入るとシュネルシュタルク、トワエモア、ヒラボクカイザーの3頭が馬体を併せながらの追い比べ。最初に脱落したのはシュネルシュタルクで、2頭の争いになるが、最後までバテなかったのはヒラボクカイザー。後続との差を広げてのゴールとなった。

勝ったヒラボクカイザーの母カネトシディザイアは桜花賞、秋華賞で4着好走の経験があり、引退までに5勝を挙げた実績馬。全兄にはオープンまで昇級したカネトシディオスがいる。馬主は株式会社平田牧場、生産者は浦河町の高昭牧場。馬名の意味由来は「冠名+皇帝(独)」。

1着 ヒラボクカイザー(北村宏騎手)
「稽古では促してもじりじりした反応だったけど、実戦でいいね。距離は十分に乗り込んでいて、きちんと体力が備わっていた。追ってしっかり伸びたよ」

3着 シュピーゲル(田辺騎手)
「いい位置で競馬ができました。馬体に余裕があった分、スッと動けませんでしたが、使って変わるでしょう」

4着 シュネルシュタルク(田中勝騎手)
「追い出してから、もう一歩だったね。馬はいいし、これから良くなるよ」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ヒラボクカイザー
(牡3、美浦・大竹厩舎)
父:キングカメハメハ
母:カネトシディザイア
母父:フジキセキ

ヒラボクカイザー

ヒラボクカイザー

ヒラボクカイザー

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。