単勝万馬券の波乱!的場&プラニスフィアが逃げ切る…東京新馬

2月21日(土)、1回東京7日目3Rで3歳新馬(ダ1600m)が行なわれ、的場勇人騎手騎乗の10番人気・プラニスフィア(牝3、美浦・牧厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:39.9(良)。

2着には7馬身差で3番人気・エメラルエナジー(牡3、美浦・相沢厩舎)、3着には6馬身差で2番人気・メイショウユウヒ(牝3、栗東・安田隆厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサクラベルカント(牡3、美浦・尾関厩舎)は11着に敗れた。

好スタートを切ったプラニスフィアがハナを切り、2馬身ほどのリードを奪う。2番手にはティアップデザイヤ、シンキングベーダ、メイショウユウヒが追走する。プラニスフィアはリードを保ったまま直線に入ると、そこから抜け出し。後続との差を広げると、その差は縮まらず。終わってみれば7馬身差をつける逃走劇となった。

勝ったプラニスフィアの母マザーシプトンはアイルランド生まれ。5頭の兄弟馬がいるが、その内3頭がデビュー戦で連対しており、初戦に強い血統だったが、見事に単勝万馬券の波乱を演出した。馬主はH.H.シェイク・モハメド氏、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「平面天体図」。

1着 プラニスフィア(的場騎手)
「稽古に跨り、特徴はつかんでいました。いい脚を長く使えそうに思いましたよ。返し馬の感触も上々。ゲートを出していき、持ち味を生かせました。最後まで楽。しっかり走ってくれましたね」

4着 フローレンスオーロ(三浦騎手)
「スタートの芝で戸惑った。でも、最後はいい走りだったし、これからどんどん良くなりそうだよ」

6着 ティアップデザイヤ(江田照騎手)
「走りがきれい。いいだよ。ただ、まだ中身ができていない。もう少し力強さが出てくれば」

7着 スリーミッシー(村田騎手)
「気性が難しく、怯んでいたよ。でも、思ったより脚を使えた。能力は秘めている」

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プラニスフィア
(牝3、美浦・牧厩舎)
父:ディープスカイ
母:マザーシプトン
母父:Darshaan

プラニスフィア

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