ウオッカが7つ目のGⅠ奪取!/ジャパンカップ

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09年11月29日(日)、5回東京8日目10R、第29回 ジャパンカップ(GⅠ)(芝2400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・ウオッカが優勝。同馬はシンボリルドルフ・テイエムオペラオー・ディープインパクトに並ぶJRAのGI、7勝目という偉大な記録を達成した。また、牝馬におけるJRAのGI、7勝は史上初の快挙。
2着にはハナ差で2番人気・オウケンブルースリ(牡4、栗東・音無厩舎)、3着には6番人気・レッドディザイア(牝3、栗東・松永幹厩舎)、が続いて入線した。

騎乗していたルメール騎手は、JC初勝利。これまでは04年コスモバルク、05年ハーツクライの2着が最高。管理する角居調教師もJC初勝利。GⅠは通算15勝目。
牝馬によるJC制覇は、89年のホーリックス以来。東京でのGⅠ6勝目は自己記録を更新。
なお、ウオッカとヤマニンキングリーは競走中に鼻出血を発症。ウオッカは平成21年12月29日まで、ヤマニンキングリーは2度目となるため平成22年1月29日まで出走できなくなった。

【ルメール騎手のコメント】
「ゴールに入った瞬間、勝った気もしましたが、オウケンブルースリと、どちらが勝ったのかわかりませんでした。行きたがるところはありましたが、いいペースでしたし、うまくリズムに乗れて、パワーをタメることができました。直線が長いので我慢して追い出したんですが、よく耐えてくれました。この馬に乗れてよかったです。」

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ウオッカ
(牝5、栗東・角居厩舎)
父:タニノギムレット
母:タニノシスター
母父:ルション
通算成績:26戦10勝
その他のGI勝利:
09年安田記念(G1)
09年ヴィクトリアマイル(G1)
08年天皇賞(秋)(G1)
08年安田記念(G1)
07年東京優駿(G1)
06年阪神ジュベナイルF(G1)

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