復調の兆し見せたハクサンムーン「この馬らしい競馬できた」

●3月7日(土) 2回中山3日目11R 第10回オーシャンS(G3)(芝1200m)

2着 ハクサンムーン(酒井学騎手)
「ようやくこの馬らしい競馬ができました。1200mでこそだと再認識しましたよ。去年のオーシャンS時より状態は良かったですし、もう少しきりっとしたら、次も楽しみです」

3着 ベステゲシェンク(柴山騎手)
「最初の100mはダッシュが付かなかったのですが、そこからスピードに乗れました。ただ、外から来られ、4コーナーでも内から出られてぶつけられ、消耗しましたね。後ろの馬にも交わされました。それでも、力を付けています」

4着 ラインスピリット(森一騎手)
「ハクサンムーンが速くて2番手となりましたが、スムーズに隊列が収まり、脚をためられました。いいリズムで走れましたよ。このメンバー相手に頑張れましたし、重賞でも十分にやれるメドが立ちました」

5着 ワキノブレイブ(松岡騎手)
「好調時のように、クルクル回っていたから、きょうのハクサンムーンは走ると見た。それをマークして進めたけど、もうひと伸びできなかった。こんな馬場より、時計が速くなったほうが良さそうだね」

6着 リトルゲルダ(丸田騎手)
「海外遠征があって休み明け。それでも、最後まで踏ん張っています。これから良くなりますよ」

7着 アフォード(村田騎手)
「枠順が災いしたね。外枠ならスムーズに上がっていけた。こんなにペースが遅くなるとは」

8着 ヘニーハウンド(菱田騎手)
「前走を見た印象でも、返し馬でも良くなっていると感じていました。いいリズムでしたし、抜け出せそうな手応えもありましたが、前が開きませんでしたね」

10着 スマートオリオン(三浦騎手)
「良い頃の状態ではなさそうです。体を使い切れず、追い出してのアクションが本物じゃなかった。コーナーでもモタれていたからね」

11着 スギノエンデバー(田辺騎手)
「ペースが遅く、ハミを噛みました。この馬の持ち味を生かせる流れではなかったです」

13着 ショウナンアチーヴ(蛯名騎手)
「スムーズにいかなかった。新馬以来の1200mに戸惑っていたよ。条件戦なら違うけど、重賞だからね。リズム良く走れるのには経験が必要だよ」