【フィリーズR】西から大器現る!クイーンズリング無傷の3連勝

3月15日(日)、1回阪神6日目11Rで第49回フィリーズレビュー(G2)(芝1400m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・クイーンズリング(牝3、栗東・吉村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.5(良)。

2着には3/4馬身差で7番人気・ペルフィカ(牝3、栗東・岡田厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・ムーンエクスプレス(牝3、栗東・鈴木孝厩舎)が続いて入線した。
なお、3着までの馬には4月12日(日)に行われる桜花賞(G1)の優先出走権が与えられる。

ウィッシュハピネスが押してハナを主張し、クールホタルビ、ムーンエクスプレス、レオパルディナらの2番手争いに。ペルフィカは中団やや後ろのインを追走し、クイーンズリングはその直後からレースを展開。
直線では横一線の争いからムーンエクスプレスが最初に抜け出したところへ、ラチ沿いを割ってペルフィカが強襲。大勢決したかと思われたが、大外一気の末脚でクイーンズリングがまとめて差し切った。

勝ったクイーンズリングは新馬戦、前走の菜の花賞に続いてデビューから3連勝。過去2戦はいずれも中山での出走で、今回が初めての関西圏でのレースだった。初の1400m、20キロの馬体減をモノともせず大外から鮮やかな差し切り勝ち。ここまで3歳牝馬戦線は関東馬が優勢だったが、一躍西のヒロイン候補が誕生した。

鞍上のM.デムーロ騎手はJRA所属デビューから3週目で早くも重賞2勝目となった。馬主は吉田哲哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「マンハッタンの隣にある地名+母名より」。

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クイーンズリング
(牝3、栗東・吉村厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:アクアリング
母父:Anabaa
通算成績:3戦3勝
重賞勝利:
15年フィリーズレビュー(G2)

クイーンズリング

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