【京浜盃】早め先頭に立ったオウマタイムが8馬身差の圧勝!

3月18日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第38回 京浜盃(S2)(3歳 定量 1着賞金2000万円 ダート1700m)は、左海誠二騎手騎乗の3番人気・オウマタイム(牡3、船橋・林正人厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.6(稍重)。

2着には8馬身差で13番人気・フラットライナーズ(牡3、船橋・林正人厩舎)、3着にはクビ差で6番人気・ヴェスヴィオ(牡3、大井・鈴木啓厩舎)が続いて入線した。
この上位3頭には4月23日に大井競馬場で行われる羽田盃(S1)の優先出走権が与えられた。
1番人気に支持されたストゥディウム(牡3、大井・矢野義厩舎)は11着に敗れている。

内枠のラッキープリンス、ヴェスヴィオ、外からオウマタイム、ジャジャウマナラシあたりが好スタートを切るが、押してラッキープリンスがハナを主張。向こう正面ではかなり縦長の展開となって1番人気のストゥディウムは中団を追走。3コーナー手前では抜群の行きっぷりを見せるオウマタイムがアッという間に先頭へ躍り出て、そのまま直線へ。
直線に入ってもオウマタイムの脚色は衰えることなく、後続との差は離れる一方。終わってみれば同じ厩舎のフラットライナーズに8馬身差をつけての圧勝。昨年の鎌倉記念に続く重賞2勝目を挙げた。

勝ったオウマタイムは昨年5月に門別でデビューして2戦目に初勝利。9月に南関東へ移籍すると初戦を6馬身差で快勝。続く重賞の鎌倉記念も道中早め先頭からそのまま押し切って重賞初制覇を挙げた。その後もハイセイコー記念2着、ニューイヤーC3着と重賞で好走。前走はJRAのヒヤシンスSに挑戦して10着と敗れはしたものの、中央の強敵を相手にハナを切るスピードを見せていた。

馬主は山口裕介氏、生産者は新ひだか町の原ファーム。

【左海誠二騎手のコメント】
「強かったですね。こんなに離れているとは正直思いませんでした。馬の雰囲気も追い切り後からも良くて、沈んだ時期もありましたが、ちょっとずつ良くなってきて、今回は納得のできる状態でした。
まさかこんな勝ち方とは、とびっくりしています。馬が行く気満々という感じで、あんまり抑えるのも可哀想なので、馬の気に任せて気持よく放してあげたのですが、8馬身差という結果に驚いています。次走もこんな競馬をみせてくれたらと思います。応援よろしくお願い致します」

オウマタイム
(牡3、船橋・林正人厩舎)
父:タイムパラドックス
母:ケイウンブルーム
母父:ジョリーズヘイロー
通算成績:10戦4勝
重賞勝利:
15年京浜盃(S2)
14年鎌倉記念(S3)

オウマタイム

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