【浦和桜花賞】久々も関係なし! ララベルが重賞3連勝でまず1冠

3月25日(水)、浦和競馬場で行われた南関東重賞・第61回 桜花賞(S1)(3歳牝馬 定量 1着賞金2000万円 ダート1600m)は、真島大輔騎手騎乗の3番人気・ララベル(牝3、大井・荒山勝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:42.3(良)。

2着には半馬身差で2番人気・トーコーヴィーナス(牝3、兵庫・吉行龍厩舎)、3着には4馬身差で6番人気・アイスキャンドル(牝3、川崎・高月賢厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたスターローズ(牝3、船橋・山本学厩舎)は9着に敗れている。
なお、勝ったララベルと3着のアイスキャンドルには4月23日に大井競馬場で行われる東京プリンセス賞の優先出走権が与えられ、ララベルには6月10日に大井競馬場で行われる関東オークスの優先出走権も与えられた。

唯一の遠征馬トーコーヴィーナスが敢然とハナを主張。すぐ後ろにララベルが付け、セイエイシャルム、リボンスティック、アイスキャンドル、ゼッタイリョウイキらが好位を追走。人気のスターローズはダッシュが付かずに、最後方からの競馬となる。2周目向こう正面ではトーコーヴィーナスとララベルが後続を引き離して、早くも一騎打ち。スターローズはポジションを押し上げて来るも、前とは大きな差があって勝負あり。
トーコーヴィーナスとララベルの火が出るような叩き合いはゴール前まで続き、外から体半分前に出たララベルが内で粘るトーコーヴィーナスを振り切って1冠目を制した。

勝ったララベルは昨年7月にデビューして新馬勝ち。続くつばめ特別は2着に敗れるも、ローレル賞でクビ差ゼッタイリョウイキを交わして重賞初制覇。暮れの東京2歳優駿牝馬もハナ差でティーズアライズを振り切る根性でS1制覇を果たした。今年はこのレースが初戦で休み明けが不安視されたが、前2戦で見せた勝負根性をここでも発揮。重賞3連勝で桜の女王に輝いた。
馬主は吉田照哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。

ララベル
(牡3、大井・荒山勝厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ブリージーウッズ
母父:ティンバーカントリー
通算成績:5戦4勝
重賞勝利:
15年桜花賞(S1)
14年東京2歳優駿牝馬(S1)
14年ローレル賞(S3)

ララベル

ララベル

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