【桜花賞】1週前 2着から巻き返せ!アンドリエッテ&ペルフィカ

1日、桜花賞(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

アンドリエッテ(牝3、栗東・牧田厩舎)は川田将雅騎手を背に坂路での追い切り。3歳未勝利馬を相手に馬なりで後方から追走し、最後は同入。時計は4F53.8-39.2-25.3-12.6秒をマークし、自身のベストタイムを更新した。

僚馬に騎乗していた宇多調教助手は「こっちも攻め駆けする馬だけど、良い感じで追いかけて来たね」と満足気。馬体からも現状の充実ぶりが表れており「カイ食いもしっかりしているし、体もふっくら見せている。この状態のまま、競馬まで持って行きたいね」と1週前の段階では合格点を与えた。

前哨戦のチューリップ賞はスムーズさを欠いた。それでも2着しているように能力は確か。「いい根性をしているし、良馬場なら面白い」と色気たっぷりで臨む大舞台。強烈な末脚を見せられるか。

ムーンエクスプレス

4/1(水)、坂路で調整するアンドリエッテ



ペルフィカ(牝3、栗東・岡田厩舎)は助手を背に坂路コースに登場。単走での追い切りとなり、時計は4F56.6-40.4-25.9-12.5秒をマーク。軽めの調整に終始した。

「テンションが上がりやすい馬だから今週は上がり重点でさらっとね」とは岡田稲男調教師。1週前ということもあってか、時計面では際立つものではなかったが「ソフトに仕上げているけど、いい雰囲気でこられてるし、今は落ち着きもあるからね」と予定通りにきていることを強調した。

前走のフィリーズレビューは2着好走だったものの、指揮官は「よく頑張ってくれたが決め手がある分、外回りのマイルに替わるのは良い材料」と分析。舞台替わりが、もう一つ上の順位に行くための後押しとなる。