【NZT】ヤマカツエースが重賞初制覇!3歳マイル王へ名乗り

4月11日(土)、3回中山5日目11Rで第33回ニュージーランドT(GⅡ)(芝1600m)が行なわれ、池添謙一騎手騎乗の7番人気・ヤマカツエース(牡3、栗東・池添兼厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.8(稍重)。

2着には3/4馬身差で1番人気・グランシルク(牡3、美浦・戸田厩舎)、3着にはアタマ差で2番人気・アルマワイオリ(牡3、栗東・西浦厩舎)が続いて入線した。
なお、3着までには5月10日(日)に行われるNHKマイルC(G1)の優先出走権が与えられる。

人気のグランシルクが出遅れる波乱の幕開け。ハナに立ったのはアンブリカル。2列目内にマテンロウハピネス、外にアクティブミノルがつける。中団は塊となって進んでいくがその外目でヤマカツエースが追走する。4コーナーを抜け直線に入ると先行勢の脚が止まる中、外からジリジリと伸びてきたヤマカツエースが先頭に立ち、そのまま最先着を果たした。グランシルクは大外から猛然と追い込むも出遅れが響き2着まで。

勝ったヤマカツエースはデビュー2戦目に初勝利を飾ると短距離戦を中心に使われる。今年2月に500万条件をクリアすると重賞初挑戦となったアーリントンCでは6着。続くファルコンCでもハイペースの中、後方から追い込み3着に入線していた。今回は中団からの競馬を選択し見事優勝。NHKマイルCに向けて弾みのつく勝利となった。

馬主は山田和夫氏、生産者は新ひだか町の岡田牧場。馬名の意味由来は「冠名+第一人者、最高、最高の存在」。

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ヤマカツエース
(牡3、栗東・池添兼厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ヤマカツマリリン
母父:グラスワンダー
通算成績:9戦3勝
重賞勝利:
15年ニュージーランドT(G2)

ヤマカツエース

ヤマカツエース

ヤマカツエース

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