【天皇賞(春)】悲願なるかゴールドシップ、キズナら18頭が登録

天皇賞

悲願の天皇賞制覇へ高速馬場克服がカギとなるゴールドシップ


5月3日(日)、3回京都4日目に行われる第151回 天皇賞(春)(G1)(4歳上 国際 指定 定量 芝3200m)の特別登録馬18頭が発表された。

阪神大賞典を3連覇したゴール直後に歩様が乱れ、その動向が注目されていたゴールドシップが正式に出走を表明した。G1・5勝の実績、豊富なスタミナ、持久力を誇る馬だが、このレースは一昨年5着、昨年7着と人気を背負って完敗。この時期の京都の高速馬場が苦手とされ、今年も馬場克服が大きなカギとなる。

昨年はメンバー最速の脚で追い込みながら0秒1差の4着とあと一歩に泣いたキズナ。現役屈指のスターホースで人気は絶大。フランス遠征でのG2勝ち、凱旋門賞4着があるが、G1タイトルはダービーだけ。この秋は再びフランス・凱旋門賞へ挑戦の予定。春の盾を手土産にしたい。

アドマイヤデウスは目下、日経新春杯、日経賞を連勝中の上がり馬。元々若葉Sを勝って皐月賞、ダービーにも駒を進めた素質馬だが、古馬になって本格化。前走の日経賞は有無を言わさぬ勝ちっぷりで、堂々と主役候補に名乗り出た。スタミナに長けた母系も魅力だ。

史上初の同一G1・3連覇を狙って今年もフェノーメノが淀へやってくる。2年前は前哨戦の日経賞を快勝。昨年も同レース5着ながら格好をつけての参戦だったが、連覇を果たした昨年のこのレース以降、精彩を欠き、今年は日経賞でも見せ場のない8着。大一番で目覚めるかどうか……。

勝ち馬には突き放されたが、久しぶりに「らしさ」を見せた昨年の2着馬ウインバリアシオン、牝馬ながら阪神大賞典で2着に入り、改めてその底力をアピールしたデニムアンドルビー、久々をひと叩きされて、真価が問われる昨年の菊花賞2着馬サウンズオブアースも悲願のG1タイトルを狙う。登録馬は以下の通り。

アドマイヤデウス 58 岩田
ウインバリアシオン 58 福永
カレンミロティック 58 蛯名
キズナ 58 武豊
クリールカイザー 58 田辺
ゴールドシップ 58 横山典
サウンズオブアース 58 ○○
スズカデヴィアス 58 藤岡佑
タマモベストプレイ 58 津村
デニムアンドルビー 56 浜中

トーセンアルニカ 56 ○○
ネオブラックダイヤ 58 秋山
フーラブライド 56 酒井学
フェイムゲーム 58 北村宏
フェノーメノ 58 戸崎
ホッコーブレーヴ 58 幸
ラストインパクト 58 川田
ラブリーデイ 58 C.ルメール

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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