【福島牝馬S】重賞初制覇へパワースポット「上手く捌ければ」

22日、土曜福島11レース・福島牝馬S(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、中山牝馬S3着のパワースポット(牝7、美浦・菊沢厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F57.1-42.0-27.8-14.1秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「最近は輸送をしても体が減らなくなってきています。この中間もカイバをしっかり食べていますし、元気一杯です。暖かくなってきて、体調は更に上向いています。今回は小回りの福島コースなので、直線で上手く捌ければ良いですね」


前走、ディセンバーS12着のフィロパトール(牝6、美浦・武藤厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.1-53.6-39.5-13.2秒をマークした。

【武藤善則調教師のコメント】
「先々週までは少し重かったですし、先週も少しモタつくところは見せていましたが、ビシッとやりました。その分、体も絞れてきました。それでも今回は重賞なので、今日も緩めることなくビッシリやりました。前に動く馬を置いてその後ろに入れましたが、時計も良かったですししっかり動けていたと思います。

昨年11月の福島記念ではいつもより走り辛い位置にいながらも4着と頑張ってくれましたし、収穫のある内容だったと思います。データ的には叩き良化型といわれますが、休み明けでも福島では2着にきたことがあるので、その辺りにも期待します」


前走、東風S8着のペイシャフェリス(牝4、美浦・高市厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F79.0-63.9-51.0-38.1-13.2秒をマークした。

【高市圭二調教師のコメント】
「いつも追い切りは動く馬ですし、今日の動きも時計も良かったと思います。ああいう脚質の馬なので枠順がカギになると思います。真ん中くらいの枠が良いですね。
小回りの福島で距離も大丈夫だと思いますし、急かさず自分のペースで行ければ持ち味を生かせると思います」

ペイシャフェリス