【フローラS】フロレットアレー「こういう状態でも権利を…」

22日、日曜東京11レース・フローラS(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、アネモネS3着のアドマイヤピンク(牝3、美浦・戸田厩舎)は、戸田博文調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.6-53.2-40.0-14.0秒をマークした。

【戸田博文調教師のコメント】
「新潟1800で良い競馬をしていましたし、左回りは大丈夫です。距離延長はプラス材料ですし、今回も末脚を生かす競馬をして何とか頑張ってほしいですね。ジョッキーがこの馬の力を上手く引き出してくれれば、と思います」


アドマイヤピンク

末脚を生かして権利獲りを狙うアドマイヤピンク


アドマイヤピンク

前走、ミモザ賞2着のフロレットアレー(牝3、美浦・小島茂厩舎)は、小島茂之調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.4-53.8-38.8-13.2秒をマークした。

【小島茂之調教師のコメント】
「小柄な馬なので元々あまり強い稽古は必要ありませんし、今日はやり過ぎないように単走で終い軽く仕掛けた程度でした。だいぶ馬が良くなってきていますが、本当に良くなるのはもう少し先だと思いますし、今はオークスに向けて余力を残しながら調整しています。

先を考えて現状では目一杯の作りではありませんが、こういう状態でも権利を取れるようでないと本番では厳しいですからね。脚の使いどころが難しいタイプなので、ジョッキーが2回目の騎乗になるのは良いですね。
パドックではカリカリするところを見せることもありますが、レースを使うごとに落ち着きが出てきています。東京の2000も合っていると思います。先手を取ろうと思えば取れる馬ですし、あとは普通にエンジンを吹かしていければ良いですね」

フロレットアレー