【天皇賞(春)】アドマイヤデウス岩田「まだ60~70%の走り」

5月3日(日)に行われる天皇賞(春)(G1)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。
アドマイヤデウス(牡4、栗東・橋田厩舎)に騎乗する岩田康誠騎手の一問一答は以下の通り。

●まだ60~70%の走り

-:岩田ジョッキーにアドマイヤデウスについてお伺いします。おはようございます。(この2戦)強いですね。

岩:おはようございます。ええ、この2走は非常に強い内容でレースが出来たと思います。

-:日経賞はかなりメンバーも集まって、春の天皇賞に直結するレースだったと思いますが、完勝といえるレースでしたね。

岩:本当にここ2走はいいレースもできましたし、前走は外を回りながらも完勝してくれただけに期待も大きいです。

-:デビュー直後からはコンビを組まれて、クラシックを制するまでには至りませんでした。そこから変わってきたところはどんなところでしょうか?

岩:3歳の時はまだ子供子供して、走り方も緩かったのですが、4歳になってから走りもしっかりして、素直になってきています。

アドマイヤデウス

▲自信をみなぎらせるアドマイヤデウスの主戦・岩田騎手


-:レースに集中できるようになってきたと。それがレースに結びついていますものね。

岩:折り合いには心配ないですし、今は走りに集中できていると思います。

-:前走の戦前から春の天皇賞が一番良いんじゃないか、ということを陣営もおっしゃられていたようですね。

岩:まだ余力も残っていますし、まだ走れると思っています。

-:完成はまだ先ということですか?

岩:それも感じますし、もっと走れるというか、まだ60~70%ほどの走りでした。

●天皇賞馬を彷彿とさせる走り

-:今回は休み明け3走目となります。前走よりはいい状態で出られそうですね。

岩:毛艶を見てもピカピカしていますし、状態は前走以上にいいと思いますし、本当に期待しています。

アドマイヤデウス

-:京都の3200mは京都競馬場が一番盛り上がるレースですし、折り合いに心配がないことは何よりかもしれません。

岩:ゲートも普通に出るようになりましたし、折り合いの心配もありません。あとは自分のペースで競馬ができればいいレースになるんじゃないかと思います。

-:岩田さんと春の天皇賞といえば('08年の春の天皇賞を制した)アドマイヤジュピタと重なる部分があります。

岩:そうですね。同じ馬主さんですし、走り方も凄く似ています。チャンスなので楽しみにレースを迎えたいです。

-:それでは最後にファンの皆さんへ意気込みをよろしくお願い致します。

岩:僕自身、凄く期待している馬ですので、応援をよろしくお願い致します。