鮮やかな末脚でスギノエンデバーが2年半ぶりのV…鞍馬S

5月10日(日)、3回京都6日目11Rで鞍馬S(芝1200m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の10番人気・スギノエンデバー(牡7、栗東・浅見厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.4(良)。

2着には3/4馬身差で5番人気・ルチャドルアスール(セ6、美浦・二ノ宮厩舎)、3着にはハナ差で6番人気・ワキノブレイブ(牡5、栗東・清水久厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたマコトナワラタナ(牝6、栗東・鮫島厩舎)は7着に敗れた。

最内から関東馬・ルチャドルアスールが敢然とハナへ。叩いてニザエモンが2番手に付け、ブルーストーン、ワキノブレイブ、マコトナワラタナは好位を追走。以下、サクラアドニス、メイショウツガル、ウイングザムーン、ヘニーハウンドが続く。
直線に入ると、軽快に飛ばすルチャドルアスールがリードを広げる。後続からワキノブレイブ、マコトナワラタナ、ヘニーハウンドらが襲いかかるが、馬群を縫ってスギノエンデバーが一気に突き抜けて先頭でゴール。際どくなった2着争いは逃げたルチャドルアスールがハナ差ワキノブレイブを振り切った。

勝ったスギノエンデバーは2012年の北九州記念の覇者で、同年12月の師走S以来、およそ2年半ぶりの勝利。追い込み脚質で差して届かずというレースが続いていたが、今回はルチャドルアスールが作ったハイペースを利して見事な差し切り勝ち。7歳となったが、まだまだ健在というのをアピールした。

馬主は杉山忠国氏、生産者は新ひだか町の明治牧場。馬名の意味由来は「冠名+努力」。

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スギノエンデバー
(牡7、栗東・浅見厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:シャイニングピアス
母父:ブライアンズタイム
通算成績:50戦6勝
重賞勝利:
12年北九州記念(G3)

スギノエンデバー

スギノエンデバー

スギノエンデバー

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