【ヴィクトリアM】ヌーヴォ「普通にやっていれば結果は出る」

13日、日曜東京11レース・ヴィクトリアM(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、中山記念1着のヌーヴォレコルト(牝4、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F81.2-65.8-51.2-37.8-12.9秒をマークした。

【斎藤誠調教師のコメント】
「前走は少し迷惑をかけましたが、勝負根性という観点から見ると良い内容だったと思います。中山コースで皐月賞馬2頭を負かしたことは勲章になると思います。レースを経験しながら競馬が上手になってきていると思いますし、オールマイティな競馬が出来るのは凄いと思います。競馬を使ってきてスイッチが入るのが少し早くなってきましたし、1週前にジョッキーを呼ぶ予定だったので、そこまでスイッチを入れずに調整してきました。先週ビシッとやってスイッチが入りましたし、良い雰囲気できています。今日は単走で終いに少しフワッとしましたが、道中のハミがかりなど1週前追い切りがきいているなと思いました。

普通はこちらが考えた通りにいかないのが競走馬ですが、この子は予定通りにきてくれますしクレバーな子だと思います。3歳の頃と馬体重や体型のシルエットは特に変わりませんが、気持ちが入ってきて古馬らしくなってきました。今回と相手は違いますが、新馬、500万とマイルを使いましたし、対応は出来ると思います。最近の競馬でも道中でハミがかりの良いところを見せているので、ペースが流れてくれて良いのではないかと思いますし、岩田騎手が東京のマイルは乗りやすいと思うと言ってくれているので、それを信じます。そこまで速い脚を使える子ではないので、ある程度流れてほしいですね。あまり流れないようなら自分から動いていっても良いのではないか、と思っています。

ツメの形や中山記念の内容から考えても、馬場が少しくらい緩くてもこなしてくれると思います。不安な点は特にありません。G1で強敵が多いですけど、普通にやっていれば結果は出るのではないかと思っています」

ヌーヴォレコルト