【エプソムC】マイネルホウオウ大知「走れていい感じはする」

10日、日曜阪神11レース・マーメイドS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、メトロポリタンS10着のノーステア(セ7、美浦・鹿戸雄厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.8-38.8-12.7秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「除外でなかなか好きなところを使えませんが、レースを使いながらだいぶピリッとしてきました。今日の追い切りでも、ブリンカーを着けたことで最初からハミを取っていましたし、あれぐらい動けば十分でしょう。

追い日以外はプールにも行っていますし、やれるだけやってきています。体調は良いようですし、あとは気持ちだけですね。距離はもう少しあった方が良いですけど、行く馬がいてペースもある程度流れてくれるでしょうし、レースはしやすいのではないかと思っています」


ノーステア

▲徐々に活気が出てきたノーステア(左)


ノーステア

前走、モンゴル大統領賞2着のフェスティヴタロー(牡6、美浦・天間厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F58.9-44.1-29.4-14.7秒をマークした。

【天間昭一調教師のコメント】
「前走は、放牧に出して立て直したことも良かったと思いますし、ハンデ53キロで気分良く運べたことも良かったと思います。レース後もすぐに回復していますし、順調に調整できています。先週の水曜に帰厩後初めて時計を出しましたが、気持ちに前向きさがあって良い感じでした。

レース当該週ですし今日はそれほど強い内容ではありませんでしたが、良い動きだったと思います。前走はプラス14キロでしたが、体はあのくらいで良いと思います。今回も気分良く走れるかどうかですね」


前走、マイラーズC18着のマイネルホウオウ(牡5、美浦・畠山吉厩舎)は、柴田大知騎手を背に坂路コースで追われ、4F57.7-43.1-28.5-14.1秒をマークした。

【柴田大知騎手のコメント】
「前走の前の追い切りの感じは悪くありませんでしたが、それであの内容ですからね。もしかすると調教と実戦は違うのかもしれません。それでも稽古ではさすがだなという動きを見せてくれますし、息遣いも良くデキは上がってきていると思います。脚元も厩舎サイドがしっかりケアをしてくれているので、維持できています。

前走を見ると抑えがきかないという感じはなさそうですし、調教でも折り合いはつくので1800でも大丈夫だと思います。走れていい感じはするので、キッカケを掴んでくれればと思っています」


マイネルホウオウ

▲G1ホースが復活となるかマイネルホウオウ