【POG】新種牡馬アンライバルド産駒トウショウドラフタが新馬V!!

6月13日(土)、3回東京3日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、吉田豊騎手騎乗の7番人気・トウショウドラフタ(牡2、美浦・萱野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.7(良)。

2着には2馬身半差で6番人気・ピュアブリリアン(牝2、美浦・成島厩舎)、3着には1馬身半差で1番人気・ロードインスパイア(牡2、美浦・高柳厩舎)が続いて入線した。

スクエアフォールドが大きく出遅れ。好スタートを切ったのはカゼノカムイとトウショウドラフタ。これにスジュンストレート、ブラスリングが続く。
4角手前で馬群がギュッと詰まって直線へ。2番手からトウショウドラフトが抜け出すとそのまま独走態勢。内からピュアブリリアンがスルスル伸びて2着を確保。1人気ロードインスパイアは良く脚を伸ばすも3着まで。

勝ったトウショウドラフタの父は新種牡馬アンライバルドで、これが産駒初勝利。祖母のサマンサトウショウは日曜日に行われるエプソムCを勝ち、マイルCSでも3着に入った活躍馬で、近親にはG1を3勝したスイープトウショウがいる。

馬主はトウショウ産業株式会社、生産者は新ひだか町のトウショウ産業株式会社トウショウ牧場。馬名の意味由来は「冠+立案者」。

1着トウショウドラフタ(吉田豊騎手)
「先週の追い切りで乗って良い感触を掴んでいましたし、期待していました。右に張るところがあるので、その分、スペースをとりながら走らせました。直線でもしっかり反応してくれましたし、フラフラせずに走ってくれました。テンションが上がりやすい血統なので、その辺りがどうかというところはありますが、距離はもう少し延びてもこなせると思います」

(萱野調教師)
「仕上がりも良かったですし、ゲートが速いことはわかっていましたからね。前で競馬ができるのではないかと思っていました。パドック、返し馬とおとなしかったのに、装鞍所では入れ込んでいましたからね。ここからは精神面が課題になってきそうです。この後は一度、放牧に出したいですね。当面は新潟の千六あたりが目標になってくるのではないでしょうか」

2着 ピュアブリリアン(菅原騎手)
「もともとポテンシャルは高い馬だと思っていました。初めてで慣れていないのでスタートはああいう感じでしたが、最後は内から良い脚を使ってくれました。思っていた以上の脚でしたよ。まだまだ良くなってくると思います」

3着 ロードインスパイア(三浦騎手)
「フットワークが柔らかいですし、良い馬ですね。心配していた子供っぽいところも見せずに我慢していました。集中し切れていない状態でもここまでやれていますし、先が楽しみです。マイルでも大丈夫だと思います」

4着 シャウトオブジョイ(戸崎圭騎手)
「特に注文をつけるところはありませんが、今日はまだモタモタする感じがありました。使って良くなってくると思います」

5着 ランポルテ(吉田隼騎手)
「初戦向きの気性だと思っていました。道中も一生懸命走っていました。こういう気性なので、この後気が入り過ぎなければ良いですね」

8着 ブラスリング(柴田大騎手)
「もっと伸びてくる手応えはあったのですが、最後は思ったほどの脚をみせてくれませんでした。わからないですね……」

14着 アヤノパンマツリ(石川騎手)
「気持ちも前向きですし、とにかく今日は口向きの悪さが悪いほうに出てしまいました」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

トウショウドラフタ
(牡2、美浦・萱野厩舎)
父:アンライバルド
母:ウイッチトウショウ
母父:ジェイドロバリー

トウショウドラフタ

トウショウドラフタ

トウショウドラフタ

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