【POG】内から伸びたメジャーエンブレムがV…東京新馬

6月14日(日)、3回東京4日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・メジャーエンブレム(牝2、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.0(良)。

2着には1馬身半差で2番人気・プランスシャルマン(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には4馬身差で4番人気・ハレルヤボーイ(牡2、美浦・田村厩舎)が続いて入線した。

ウインミリアルド、ミッテルレギ、ジャズソングが出方をうかがい、ミッテルレギがハナを出張。3頭のすぐ後ろに人気のメジャーエンブレムが付け、抜群の手応えで好位を追走する。ゆったりとした流れで先団は大きな固まりとなり、武豊騎手のカイソクポリス1頭が取り残される形となる。

直線入り口ではメジャーエンブレムがミッテルレギを交わして早くも先頭。外からプランスシャルマンが勢い良く差を詰めてくるが、内ラチ沿いをもうひと伸びしたメジャーエンブレムが押し切ってデビュー勝ち。離れた3着にはハレルヤボーイが食い込んだ。

勝ったメジャーエンブレムの母キャッチータイトルは5勝を挙げたオープン馬。全兄で同じ田村厩舎に所属するメジャープレゼンス、メジャーステップはキャリアを重ねて力を付けてきた印象があり、新馬勝ちを果たしたこの馬がどういった成長を見せるか注目される。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「偉大なる象徴」。

1着 メジャーエンブレム(C・ルメール騎手)
「強いよ。スローペースでも折り合いが付き、直線は持ったまま。外の馬にちょっと驚いたけど、ぐんぐん伸びた。すごい脚。ステッキを入れる必要がなかったよ」

2着 プランスシャルマン(北村宏騎手)
「スタートは探りながら出た感じだったけど、すぐにリズムに乗れた。追っての伸びも上々。能力は高い」

3着 ハレルヤボーイ(吉田豊騎手)
「ゲートはあまり速くなかったが、うまく折り合えた。いい脚を使うね。最後まで手前を替えられなかったから、本来はもっと伸びたはずだよ」

4着 クリノカルカソンヌ(戸崎騎手)
「もたもたした感じが残ります。まだ体が緩いですね。使って変わるでしょう」

7着 ゲンパチタッチ(岩部騎手)
「まだ緩いですし、レースをわかっていない感じ。だんだん良くなります」

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メジャーエンブレム
(牝2、美浦・田村厩舎)
父:ダイワメジャー
母:キャッチータイトル
母父:オペラハウス

メジャーエンブレム

メジャーエンブレム

メジャーエンブレム

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