【エプソムC】エイシンヒカリが期待膨らむ重賞初制覇!

6月14日(日)、3回東京4日目11Rで第32回エプソムC(G3)(芝1800m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の2番人気・エイシンヒカリ(牡4、栗東・坂口則厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.4(良)。

2着にはクビ差で1番人気・サトノアラジン(牡4、栗東・池江寿厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ディサイファ(牡6、美浦・小島太厩舎)が続いて入線した。

ゲートが開いて内からゲシュタルトが行く構えを見せるが、スピードの違いですぐにエイシンヒカリがハナへ。フェスティヴタローも食い下がるような形で大逃げとはならず、後続を引きつけての逃げ。サトノアラジンはピッタリと好位の4番手を追走する。人気の一角フルーキー、昨年の覇者ディサイファは後方から競馬を進めるが、エイシンヒカリからは10馬身ほどの差で、馬群が固まって直線へ。

残り400mで追い出したエイシンヒカリが逃げ込む態勢に入ると、その直後からサトノアラジンが接近。直線半ばでエイシンヒカリはやや外に膨れ、その差が一気に詰まるが、態勢を立て直すと、そこからもうひと伸びして食い下がるサトノアラジンをクビ差振り切って重賞初制覇。外から追い込んだディサイファが3着に入り、ディープインパクト産駒のワンツースリーとなった。

勝ったエイシンヒカリは昨年4月にデビューして5連勝。重賞初挑戦となった暮れのチャレンジCで9着と敗れ連勝がストップしたが、今年初戦となった都大路Sを快勝。今回は課題となっていた左回りのレースで、少し膨れはしたものの、馬体を併せて差し返す勝負根性を見せて待望の重賞初制覇。これまでとは違った形での勝利で、G1挑戦が非常に楽しみとなった。

馬主は株式会社栄進堂、生産者は新ひだか町の木田牧場。馬名の意味由来は「冠名+超特急の名称より」。

エプソムカップの結果・払戻金はコチラ⇒

エイシンヒカリ
(牡4、栗東・坂口則厩舎)
父:ディープインパクト
母:キャタリナ
母父:Storm Cat
通算成績:8戦7勝
重賞勝利:
15年エプソムC(G3)

エイシンヒカリ

エイシンヒカリ

エイシンヒカリ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。