【POG】土曜阪神新馬・トレセン直送トーク

●6月20日(土) 3回阪神5日目5R 2歳新馬(ダ1200m)

3枠3番ゼンノサーベイヤー(牡2、栗東・中内田厩舎)はマインシャフト産駒の外国産馬。姉にアメリカでG1を勝っているイーデンズムーンがいる良血で、パワフルな攻めの動きが評判となっている一頭。

「調教でもしっかり動けていますからね。ゲートにも問題もないし、走り、血統からもダートは問題ないでしょう。攻め通りならいきなり走れていい」と佐伯調教助手も自信ありの口ぶり。

ゼンノサーベイヤー

助手時代はトレセンきっての腕利きとして知られた、中内田師自ら追い切りに騎乗したゼンノサーベイヤー


攻めの動きでいえば5枠5番ゴールドファーム(牡2、栗東・森厩舎)も合格点の動き。坂路で好時計を連発して仕上がりの良さをアピールしている。

「坂路で52秒台で動けてるし、結構いいスピードをしています。ダートの短いところが合いそうな感じですよ。仕上がりもいいし、初戦から好勝負になってもいいでしょう」と青木調教助手。ポンと飛び出せば鞍上藤田伸二騎手の睨みも生きる。

4枠4番マーブルフレンテ(牝2、栗東・池添兼厩舎)はCWコースと坂路を織り交ぜて入念な攻めを消化。先週、今週と併せ馬でキッチリと先着を果たして上々の仕上がり。

茶木調教助手は「ゲートにも時間がかからずに順調にこれました。ケイコ時計も追うごとに詰めてるし、動きも良くなってきました。攻め通りに走れば初戦から好レースになりそう」と手応え十分。追って味がありそうなタイプだ。

クロースフレンド(牝2、栗東・高橋亮厩舎)はダート短距離の鬼ともいえるサウスヴィグラス産駒。鞍上に新馬戦絶好調の和田竜二騎手を配してデビュー戦に臨む。

「小柄な馬であまりチップでは動けてないんです。でも、いいフットワークで駆けるし、ゲートも上手なんですよ。血統通りに短い距離が合いそうなタイプです」とダートの実戦での変わり身に期待を寄せる。大外8枠12番に入ったが、デビュー戦で砂を被るリスクが少ないといった点ではプラスとなるかもしれない。