【函館スプリントS】異次元の末脚でティーハーフ重賞初勝利!

6月21日(日)、1回函館2日目11Rで第22回函館スプリントS(G3)(芝1200m)が行なわれ、国分優作騎手騎乗の4番人気・ティーハーフ(牡5、栗東・西浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:08.3(良)。

2着には2馬身半差で14番人気・アースソニック(牡6、栗東・中竹厩舎)、3着にはハナ差で12番人気・レンイングランド(牡3、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたコパノリチャード(牡5、栗東・宮厩舎)は14着に敗れた。

ハナを主張すると思われた、アンバルブライベンは押していくも行き脚が付かず、フギンが引っ張る形に。メイショウイザヨイ、アンバルブライベン、サトノデプロマットが続く。固まった状態でコーナーに向かうと、後方からロングスパートを仕掛けたティーハーフが大外から一頭違う脚色で先団に襲いかかる。そのまま並ぶ間もなく他馬を交わし去る異次元の脚で重賞初勝利。中団でしっかり脚を溜める競馬に徹した、アースソニックが接戦の中2着を確保。その内側をうまく捌いたレンイングランドが3着。

勝ったティーハーフは3連勝で重賞初勝利。1歳上の全兄はシルクロードS2着、京阪杯2着のサドンストームで、兄より先に重賞を制覇した事になる。また、3歳上の半兄には香港の名スプリンター・ラッキーナインがいる血統。

馬主はH.H.シェイク・モハメド氏、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「Tee(T字型の)とHaff(ドイツ語の造語)」。

函館スプリントSの結果・払戻金はコチラ⇒

ティーハーフ
(牡5、栗東・西浦厩舎)
父:ストーミングホーム
母:ビールジャント
母父:Green Desert
通算成績:20戦6勝
重賞勝利:
15年函館スプリントS(G3)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。